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2012-03

かげふみ 33

3人はコタツでグッタリとうずくまっていた。
 
「同時通訳はー・・・。」
「何度観てもこれは・・・。」
「何じゃ、この凶悪さは・・・。」
 
ジジイが怒り出す。
「救いも何もないじゃないか!
 日本ではこんな事が起こっとるんか!」
 
「じゃ、ジェイソンは実際にアメリカで暴れとるんですかいー。」
呆れる主に、ジジイが質問をし直した。
「いや、“恐怖” の概念が、あまりにも違うじゃろ。
 日本の霊はこういうものなんか?」
 
「霊感があったら、こんなん余計に恐くて観れませんよー。
 だから日本の霊がどんなんかは知りませんけど
 日本の恐怖ってのは、こういう傾向ですねー。」
 
ジジイが納得する。
「日本、恐すぎるぞ!
 さすが、あんたを輩出した国じゃな!」
もう、言い返す気力もない主。
 
 
はあ・・・、と3人が疲れきっているところに
リオンがおもむろにドアを開けた。
 
「・・・また、レディーの部屋にノックもせずにー・・・。」
「心配ご無用、レディーの部屋ならノックしまーす。
 おや、皆さんお揃いで今日はどうしたんでーすか?」
 
「・・・主に騙されて悲惨な体験をさせられたんじゃ・・・。」
「あんたが勝手に押しかけたんでしょうがー!」
ふたりの感情論に、グリスが補足をする。
「皆で呪怨を観たんですよ。」
 
「呪怨!
 あれはいけませーん!
 あんなもの恐すぎて、さすがの私もギブしまーした。
 もう日本ホラーだけは封印してくださーい!」
 
 
「うちでは恐いのしか観ませんー。
 じゃ、次はほんとうにあった呪いのビデオを1から観ますよー。」
「また恐いのかい!」
 
激怒するジジイに、リオンが言った。
「これは大丈夫でーす。
 エンターティメントでーす。
 日本の心霊物の最高峰の逸品でーす。」
 
「そそ。 これは笑いながら観れるんですよー。
 じゃ、どこに霊が映ってるか、当てるの勝負ねー。」
 
 
「待て!」
怒鳴るジジイに、主が睨んだ。
「まだ何か文句でもー?」
 
「茶と菓子を忘れとるぞ!」
「あっ、私とした事がー。
 いやあ、ナイスタイミングー。
 ちょうど良いブツを輸入したとこですぜー。」
 
部屋の隅のダンボール箱の山をゴソゴソと漁る主とジジイ。
「これこれ、亀せんー。」
「何じゃ、ボンチ揚げじゃないか、この前食ったぞ。」
「あれとは違うんですよー、これはー。」
「わしゃ、雀の卵が食いたいんじゃが。
 茶はほうじ茶で。」
「玄米茶の有機物を入手しましたよー、へっへっへー。」
「ほお、甘味はないんかの?」
「チロルチョコときのこの山、あっさり系でそばぼうろはどうですー?」
 
 
グリスがリオンにコソッと訊く。
「あの隅に積み上げている箱は、全部お菓子なんですか?」
 
「主が日本から取り寄せている駄菓子でーす。
 これがまた絶品揃いなんでーすよ。
 娯楽も食べ物も素晴らしいなんて、天国でーすよね。
 私、生まれる場所を間違えまーした。
 老後は本気で日本に移住を考えていまーす。」
 
 
両手に山盛りの菓子袋を抱えた主とジジイがコタツに座る。
「グリスも食べて良いですよー。
 でも体に悪いんで、量は控えてくださいねー。」
 
「おお、体に悪そうじゃが、これは美味い!」
「この醤油味がまた、止められないんでーすよねえ。」
 
バリバリボリボリ食う大人3人。
TVの画面は心霊だし、まるで地獄絵の餓鬼図のような光景だった。
 
 
 続く 
 
 
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       かげふみ 34 12.3.5 
       
       かげふみ 1 11.10.27 
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人生相談 35 中学生男子のファッション

 <質問>
 
・男性の身だしなみ、を中坊がそのまま飲み込んでしまっても大丈夫ですか?
・なにかしらのアドバイスや注意点などはありませんか?
 「中学生にこういうファッションは無理だ」などなんでも結構です。
 
 
僕は今中学三年生で、受験が終わりグダグダと過ごしている毎日を送っています。
毎日毎日、適当に勉強してあとはごろごろごろごろ。
そんなことを繰り返していたら、僕の姉が攻撃を仕掛けてきました。
 
とても長かったので、適当に省略して書くと
 
 
「あんたさ、毎日毎日なにやってるわけ?
 前期受からなくて後期に向けて頑張ってる子もいるのにさ、
 あんたは毎日毎日自堕落に過ごして。もっと他にやるべきことあるでしょ?」
 
ないよ。勉強も予習するほど難しいとこ入ってないよ。と答えたところ
 
「勉強だけじゃないでしょ!
 運動だって、部活辞めてからまったくやってないじゃない!
 そんなんじゃ女の子にモテないし・・・
 そもそも、あんた服とかなんも買ってないし!!」
 
恥ずかしながら、僕は服を自分で買ったことがなければ
髪の毛も姉に切ってもらい、
洗顔やシャンプーも全て姉が使っているものを使っています。
 
 
もっと服とか靴とかクシとか自分用の鏡とか
シャンプーとかリンスとかボディソープとか買えよ、
髪もちゃんと美容院で整えろよ。
とのことでした。
 
 
僕は今まで美容については何の興味も持たずに過ごしてきてしまったので、
もうなにがなんだかさっぱりです。
姉に聞こうにも、「たまには自分の力で調べてやれ」と一点張りで、
全然教えてくれませんでした。
 
なのでネット検索を始め、あしゅさんのブログを見つけました。
全てに目を通すのは流石に時間がかかりすぎるので、
まず「男性の身だしなみ」という欄を読ませていただきました。
おかげさまで、以前と比べ美容についての僕の知識は格段に上がりました。
 
しかし、ふと思ったのが
「これは俺みたいな中坊のガキのために書いてあるものなのかな?」
ということです。
 
 
あしゅさんの記事には、所々で「中年」「親父」という単語が出てきていましたので、
中学生がそのままそっくり飲み込んでしまっても大丈夫か?
というようなことを考えたのです。
 
また、中学生のような未成年にはこういう注意点がある、
などということも知っていらっしゃるのではないか、とも思いました。
 
 
上記の理由により、メールを送らせていただきました。
よろしくお願いします
 
 
 <回答>
 
おおお、いたいけな思春期の男子を惑わせてしもうて、すまんだった。
 
私のロクでもねえ環境下では、大抵の男性は
中学、高校ぐらいの美容とファッションの意識を持ち続けているので
私の書いた “男性のみだしなみ” の記事は、全年齢対応だと思うが
皆、どうか?
 
 
相談者のお姉さんは、良い姉だな。
おめえに 「青春を楽しめ」 と言ってるんだよ。
それが身だしなみから入るあたりは
汚いものを許せない、女性の感覚だな。
 
でも、再び私のロクでもねえ環境下では
身だしなみに気を遣う男子がモテるか、っちゅうと
清潔さを保つ行為さえしてれば
モテるモテない、は顔や雰囲気で左右されてたな。
 
 
・・・すまん、今、重大な事に気付いた!
“モテる男への道” じゃなく、“普通の男への道” だ、あの記事らは。
 
いや、すげえ中国4000年レベルの悠久さで言えば
「千里の道も一歩から」 で、道は続くんだから
間違いじゃない、っちゃあ間違いじゃないんだけど
道、遠すぎるよな。
心斎橋に “↓ 九州” の道案内ぐらい、途方もねえよな。
 
ごめん、男性の身だしなみの記事は
訂正記事を、近い内に書くよ。
 
 
で、相談者のファッション、な。
 
・・・まだ、エグザイルは流行ってるんかな?
今の私の周囲を見回すと、若い男子の格好は
チンピラかオタクかに二分されてるんだが
何でこう極端に分かれてるんだろう?
 
店を覗いても、選択肢が狭まってる気がする。
ガラの悪いTシャツにダボパンスタイルか
ユニクロあたりでテキトーか、無印でナチュラルシック。
あ、あれ? ちょっと書いたら選択肢、既に3つあるじゃん。
 
ごめん、いつの世も探せば色んな物があるみたいだ。
だから “自分がどう見られたいのか” を考えて、服を選べ。
 
身近な例としては、私は軍人に見られたいんで
露出ゼロのメンズっぽいカッチリした服を着てるZO!
お陰で、潔癖で神経質で何様に見られて嬉しい。
 
 
で、身だしなみについての大まかな注意点を3つ。
 
1.ヘアスタイルで毛根を引っ張るのは止めとけ。
  ある日突然ハゲてくる。
  (例: リーゼント、ポニーテール、整髪料で髪を固める髪形)
 
2.眉毛は抜くな。
  本当に生えてこなくなるから。
  整えたいなら切る以外は、しちゃダメ!
 
3.メイクには手を出すな。
  この後も男性のメイクは一般には解禁されないと思う。
 
 
ファッションに自分の好みがないならば
周囲に合わせるのも、社会を生き抜く知恵だぞ。
人は自分と似た人に安心感を持つものだから。
 
同級生に人気のある店で、服を買えば良いだけだけど
手っ取り早いのは、なりたい格好をしてるヤツと友達になる事。
これは進学に伴って、友達を増やしやすいんで
ちょうど良い時期じゃないか?
 
んで、友人に教えてもらえば良いけど、パシリ的立場にならないように
パワーバランスに、気をつけるんだぞ。
ギブ&テイク、お互い様、が付き合いの基本だ。
 
 
相談者が、「俺はこれ!」 といったものを持っているのなら
お姉さんも心配はしないんだろうな。
相談者のモヤモヤも、そこにある気がするんだ。
何かに熱中しないとダメなのか? みたいに。
 
そこらの答は、私ぐらいの年齢になると持っている。
良かったな、ここに訊いて正解だぜ。
さあ、よおく聞け。
 
 
熱中するものは、探すのではなく、出会ってしまうものなんだ。
あえて見つけよう、と努力する必要はなし。
縁があるのなら、気が付いたら近くにあるから大丈夫。
 
学生で迷いが出たら、学校の勉強をしとけば間違いがない。
社会人なら仕事に励んでおけば問題がない。
 
“充実” なんて、人生でも中々味わえない極上のササニシキのようなもの。
それをわきまえてても、心にふっと空間が出来て虚しいのは
これは誰にでもある、“魔に呼ばれる瞬間” なんで、無視で良し。
 
 
大体こんなもんが、人生の教訓だけど
“頑張る姿勢” は、自分の評価を良くするためにとても大事だ。
評価が悪いと、何をしても非難されてやりにくからな。
 
人は同じ事でも、好きな人がするのと嫌いな人がするのとでは
真逆の反応を示すものなんだ。
そこに “冷静” も “平等” もない。
 
だから、万人受けする “一生懸命” という態度を
さりげなくチョロチョロと小出しにし続けて
(いつも頑張るのも無理だろ?)
好感度を地道に上げるように努める方が良いと思う。
 
 
中学生に何てドス黒い話をするんだ、と
常識ある人々に怒られそうだけど
だって相談者は、ここを選ぶようなヤツだぞ?
だったらヘンにひねくれないよう
正しい悪の道を教えてあげるべきじゃないか!
 
 
・・・えーと、他に何か注意点あるかな?
 
メンタル的なものに加えて、男子は今何をすべきか、とか
実際にファッションの具体的なアドバイスとか
誰か何かないか?
 
姉として、叔母として、母として、祖母として、の目線での意見とか
・・・妹として、彼女的年齢として、って人、ここにいるか?
とにかく、良識系フォロー、雑談、頼む!
 
 
:::::::::::::::::::::::::
 
人生相談は、あまり受け付けておりませんでしたが
ここを通りすがる人々の意見が、えらい素晴らしいので
それに期待をして、ペリー以来の門戸開放の方向で行きます。
 
 
相談はメールでお願いいたします。
念のために、相談前に私の他の記事をご一読ください。
こういう “私” に相談する、というその選択について
もう一度よくお考えくださるよう、お勧めします。
 
アドレスはプロフィールにあります。
件名に、「人生相談」 と入れてください。
迷惑メールに紛れる危険性がありますので、何とぞ。
 
匿名で結構です。
いらん個人情報ばかり書いてこないで
肝心の相談内容の情報の方にこそ気を遣ってください。
 
 
なお、ここの相談では、通りすがりの人にも回答されます。
むしろ、通りすがった人に回答を丸投げする思惑です。
 
なので相談後の意見、返事、報告等がありましたら
出来れば記事のコメント欄に書いていただけたら、ありがたいです。
答えた人ここを読んだ人全員、結果を気にしていると思いますので。
 
 
※ 相談内容を転記の際、状況によって
  伏字、改行、修正などをさせていただく場合があります。
 
※ 精神的に打たれ弱い方はご遠慮ください。
 
※ 相談文の情報のみを基に考え、相談者のためにだけなるような
  相談者をえこひいきした回答になるのを、ご了承ください。
  ここに来てない人の事まで知ったこっちゃありません。
 
 
注: たまに、こちらからのメールが届かない人がいますが
   その “私ブロック” を解いておいてください。
 
 
 <通りすがりの人の、回答上の注意>
 
偽名、匿名、無記名で結構ですので
相談内容に沿った、ご自分の意見、経験を教えてください。
 
相談者にも、詳しく言えない事情もあるかも知れませんので
相談文のみの情報で、お考えください。
 
貰った意見をどう解釈して取り入れるかは
相談者が勝手に決めて良い事なので、意見を書く人は
相談者に一方通行の贈り物をするつもりでお願いします。
 
相談者には相談者の個性や性格があるので
願ったものとは違う答を出しても
助言がムダになったわけではないのです。
 
相談者が意見募集を締めた後も
似たような状況の人も関係ない人も、何かの参考になって
皆が何かを得る事ができたら良いな、と願っておりますので
いつでも経験談などの意見を書いてくだされば、ありがたいです。

かげふみ 34

“といった感じで、最近は主様と談笑できる機会が出来て
 とても楽しい日々が続いています。“
 
携帯のメールを送信するグリス。
相手はアスターである。
ふたりの交流は、グリスが館に戻ってからも
ひんぱんなメールのやり取りで続いていた。
 
 
そんなある日、アスターからのメールにグリスは悩んだ。
 
“2~3日、休暇が取れるので、久しぶりに会いたいな。
 そっちに遊びに行っても良いかい?”
 
 
グリスが館に戻る時に、アスターは駅まで見送りに来てくれた。
「アスター、本当にありがとう。
 きみと出会えた事が、ぼくの学生生活で一番の思い出だよ。」
 
微笑みながらも、寂しそうに眉を下げるグリスに
アスターが少し怒った口調になる。
「思い出にしないでくれよ、グリス。
 ぼくはこれからもずっときみと付き合いたいんだよ。」
 
その言葉に、グリスはうつむいた。
「・・・ぼくは多分、もう一生クリスタル州から出られない。
 それでも友達でいてくれる?」
 
アスターはグリスを抱きしめた。
「もちろんだよ。
 きみが来られないなら、ぼくが会いに行くよ。」
 
心地良い風が吹き抜けるホームの人の群れの中
ふたりは名残惜しそうに見つめ合った。
 
 
アスターに会いたいけど、ここに呼んでも良いものだろうか?
グリスは、それは出来ない気がした。
ここは秘密の館なのだ。
 
グリスは、主の寝室をノックした。
はい、と我が部屋のように返事をしたのはリオンである。
 
「お車があるから、いらっしゃっていると思って・・・。」
さっき主は総務部の方に走っていくのを見かけた。
部屋にはリオンしかいないのはわかっていた。
 
リオンはコントローラーの一時停止ボタンを押した。
「どうしたんでーす?」
「はい、ご相談がありまして、実は・・・。」
 
 
グリスから詳しく話を聞いたリオンは考え込んだ。
「うーん、ここに招くのは無理でーすねえ。」
「やっぱりそうですよね・・・。」
 
「ところで、そのアスターって子はどんな子なんでーす?」
「あ、写メがあります。」
 
グリスの携帯のアスターの画像を見たリオンの目が、怪しく光った。
「グリスくん、ここじゃなくて私の別荘に招きましょーう。
 主ときみと私とで、休暇を過ごすんでーす。」
 
「え、そんなご迷惑は・・・。」
「“親子” じゃないでーすかあ、水臭い。」
 
 
リオンとグリスは、養子縁組を終えていた。
よろしくお願いします、と返事をしたグリスを
リオンは大喜びでハグし、急いで手続きをしたのだった。
 
その喜ぶ様子は、たとえリオンの世界征服計画の一環に利用されてても
それでも良い、とグリスも素直に思えるほどだった。
 
主への説得は任せろ、とリオンはグリスに言い
早速、執務室へと出て行った。
 
 
主が執務室に戻ると、リオンがソファーに座っていた。
「おやー、どうしたんですー? こっちに来るなんて珍しいー。
 また中ボスにてこずってるんですかー?
 あなた、回復のタイミングが遅いんですよー。
 先手先手で中回復をしておかないとー。」
 
「いやいや、今日は良い話を持ってきたんで-す。」
その言葉を聞いて、主はそっぽを向いた。
「あなたとジジイの “良い話” ほど
 怪しいもんもないですからねー。」
 
「いやあー、さすが歴代一と名高い主!
 その疑り深さじゃなきゃ、ここを仕切れませーんもんねえ。」
馴れ馴れしく、主に擦り寄るリオン。
 
「でも今日のは本当に “良い話” なんでーすよー。
 “我々” にとってはねー。」
 
主がいぶかしげな顔で振り向き
リオンが悪代官のように、ヒッヒッヒと笑った。
「グリスくんがですね・・・」
 
 
「ふーん、ふたりで行けば良いじゃないですかー?
 私、行く気、サラサラないですよー。」
主の答は、予想通り素っ気ないものだった。
 
「そう言うと思ってまーした。
 ところがで-す!
 この話には思いがけない裏設定があるんでーす。
 聞けば絶対に行く気になりまーすよ。」
 
リオンの自信たっぷりの誘い受けに、主は少し興味をそそられた。
「・・・本題、早く言ってくんないですかー?」
 
リオンがもったいぶりながら口を開く。
「実はでーすねえ・・・」
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 33 12.3.1 
       かげふみ 35 12.3.7 
       
       かげふみ 1 11.10.27 
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ブログ管理人 募集 (中止)

セキュリティー上の問題があって
管理人募集は、中止しております。
 
再開した場合は、またこういう条件を言い始めるんで
くれぐれも、よろしくお願いします。
 
:::::::::::::::::::::::::::
 
このサイトは、有料ドメインである。
地主は、ぷらちッ。
 
ドメインが何か、っちゅうとURLを見たまえ。
nashural.com になっているだろう?
ここは私の元名 “あしゅら” を冠した場所なのだよ
ほーほほほほほほほほ
 
・・・何を勝ち誇っているのか、自分でもちとわからんのだが
そんな事はどうでも良い。
ブログの管理人と言えば、ぷらちッだが
こいつが1日19時間働いている大バカ者なのだ。
 
記事を書くのみで、設定等の技術的な事をまったく出来ない私を抱えてるのに
1日20時間働くヤツに、管理まで行き届くわけがねえ。
 
 
という事で、このブログの管理人を募集します。
 
自宅で出来る、誰にでも出来る簡単な仕事じゃないけど
驚愕の収入を保証いたします。
 
 
仕事の内容は、私が 「ブログの不具合がー」 とか
「ブログをこうしたいんだけど」 とか
「ヒマー」 とか 「何かイライラするー」 とか言い出したら
なるべく早めに対応してあげる、ぐらいです。
 
ぷらちッは、ここの地主として君臨しているので
名目は、“管理の手伝い” です。
 
ブログをこうしたい、ブログでこれをしたい
私にこうしてほしい、等、このブログを改革可能だし
ここに自分のスペースを作って、そこで記事を書いてもオッケーです。
 
とにかく、私がスムーズに記事だけ書けるようにブログを整備しとけば
あとは自由に動かせる結構おいしい、けど無報酬・・・という微妙な立場です。
 
 
応募はメールで。
資格は以下の通り。
 
1.男性
2.パソコン、ネット、携帯電話のシステム?的な方面に詳しい
3.ヒマでヒマでしょうがない
4.マメ
5.私を好き。 でも恋愛対象にはならない。
6.私を詮索しない
7.無償の愛をくれる。 でも物品でも可。 むしろ金いやもう黙る。
 
地主ぷらちッの要望
 
1.俺の事も好き。 でも恋愛対象にはしない。
2.最新技術も好き
 
以上の条件に当てはまる人は、私にメールをください。
個人情報はいりません。
地主ぷらちッと私も、お互いの顔も名前も知りません。
 
 
条件に当てはまっていなくても
私の希望通りに振舞えるのなら、追求はしません。
一生、騙してくれるなら、ウソを付いていても構いません。
ただ、この条件通りだと言い張って
私に疑念を抱かせないなら、万事オッケーです。
 
 
応募してきた人に、管理をお願いするかどうかは
地主ぷらちッの一存で決まります。
私と違って、とりあえず常識ある人ですので
そういう人へのアピールをした方が良いかと、ちょっと思う。
 
 
 < 応募前の注意 >
 
このブログの方針は、リンク一覧の “このブログの使い方” に
私のバカさ加減は、このブログのカテゴリー “HP” に
アホさ加減は、カテゴリー “自分語り?哲学?” あたりに
ありますので、関わりを後悔しないためにもご一読お願いいたします。
 
 
 
なお、ここの管理人をするメリットとしては
私がノーベル平和賞を盗った暁には
代わりにノルウェーの授賞式に行ってもらう事かな。
(賞金と14金だか18金だかのメダルは、私に持って帰れよ。)
 
何でこう、ノーベル平和賞ノーベル平和賞と言ってるかっちゅうと
文豪たるもの、賞のひとつやふたつ貰っておくべきだろう?
で、一番現実的なのが、アラファトも受賞した “平和” 賞ってわけだ。
戦争やっとるとこの親玉ふたりにやる平和賞なんだから
私にくれてやっても問題なかろうて。
 
・・・面白くないだろうが、当たり前だ!
私は憤慨してイヤミを言ってるんだよ。
私がこうやって抗議活動をしてる最中に
今度はオバマにやりやがって、順番が違う! 次は私だろ!!!
 
 
と、このように現在にも過去にも未来にもケンカを売るブログですが
何百年パソコンをいじくっていても
技術的な事も1mmも成長しない私を、助ける気のある誰か、
 
クソバカニートの誰か、お願い、ここを管理して!!!
 

かげふみ 35

 リオンは嬉々として叫んだ。
 
「このアスターという友人は、グリスくんより年上だけど
 グリスくんにラヴなんだと思いまーす!!!」
 
 
リオンの言葉に主はくいついた。
「何ーーーっ? 森のくまさんかーーーっっっ?」
 
「何でーす? それ。」
「昔、本屋さんの趣味の棚でさー
 森のくまさん、っちゅう雑誌が置いてあったんですよー。
 毛むくじゃらのメタボおやじのヌード写真集でー・・・」
 
主の言葉をリオンがさえぎった。
「あああっっっ、そういうディープなジャンルじゃなく
 ふたりはボーイズラヴなんでーす!」
「ボーイズラブー?」
「いいえ、ボーイズラヴ。」
 
主がリオンと向き合って、両手の平を胸元で立てた。
リオンがその手に自分の手を合わせて、ふたりでうなずく。
「イエス! ボーイズラヴ!」
と言いながら、グルリと顔を横に向けた。
 
ふたりで大ウケしてはしゃぐ。
「おめえ、私のパソコン、見ただろー。」
「はいー。 日本、お笑いも面白いでーす。」
 
こいつ、プライバシーの侵害はまったく気にしてないわけね
主がリオンの距離感を苦々しく思っているところに
リオンが無神経発言を追いかぶせる。
 
「だけど主のアンテナは、数年古いでーす。
 今はお笑いもゲイものがウケてるんでーすよ。」
「いや、別に私は日本の流行を追ってるわけでもないしー。」
 
 
「日本かあー・・・。」
主が窓越しの空を見上げる。
 
「そっちは南でーす。」
「だって地球は丸いんだもんー。」
「でも、いくら回ってても、軌道線上にない国にはたどり着けませーんよお。」
 
睨む主に、リオンが微笑む。
「日本に帰りたいでーすかあ?」
「いや、別に良いですよー。」
 
「私が隠居して日本に移住する時に
 一緒に行きましょーうねえ。」
「だから別に良い、っつってるじゃんー!」
主がイラッとした様子で怒鳴り、リオンがふふふと笑う。
 
 
こうなると主に勝ち目はないので、早々に話題を戻す。
「えー、でもその話、確かですかあー?」
「私の腐れ濃度をあなどったらいけませーん。
 とりあえず、一通りはかじっていまーす。」
 
威張るリオンに、ちょっと感心する主。
「おめえ、そっち方面にも手を出しとるんかー。
 あー、でもさー、私、そのジャンル詳しくないんですよー。
 それに恋愛ごととかどうでも良い、っていうかー。」
 
 
相手にしない主に、リオンがポツッと言う。
「・・・歴代主には、“護衛” が必要だと思いまーす。」
 
主は何の反応も示さず、書類を読んでいる。
そんな主に、リオンが改めて感心する。
「すごいでーすねえ、あなたの愛は。」
 
ここで主が、ブチ切れカウントダウンを開始した。
「・・・何を言ってるのかわからないし、わかりたくもねえんだけどー?」
 
“館” に関わっている者ならば皆、主の逆鱗場所は熟知している。
そこにあえて触るヤツは、リオンかジジイぐらいのものだが
リオンは、より冷酷に戦略的思考を展開する。
 
「目をそむけていたいのなら、私に従ってくださーいねえ。
 館の未来のためでーすから。」
 
 
“館のため” と、“リオン” が言うのなら
主は目隠しをされても付いて行く。
「・・・ん、わかりましたー。」
 
リオンは、主の説得の成功し、つい馬脚を現した。
「楽しいバカンスになりそうでーすねえ。
 点描の花びら舞い散る禁断の愛の青春劇!!!」
 
「うーむ、それはちょっと見てみたいかもー・・・。」
両手を広げてクルクル回るリオンに、手をあごにあてて妄想する主。
「ね? ね? 心の琴線に触れるでしょーう?」
 
 
執務室にデスクがあるリリーは
同室での邪念いっぱいのふたりの話がイヤでも耳に入る。
 
「差し出がましい事を申しますが
 ご旅行をなさるなら、元様もお連れになった方がよろしいかと。」
 
その言葉に、主とリオンは顔を見合わせた。
「あ、そうでーした。」
「だなあー。 連れてかないと、どんだけヒガむやらー。」
 
 
リオンがパンと手を打った。
「そうだ、良い考えがありまーす!
 別荘でコスプレパーティーをするんで-す。
 元殿にはゼノの格好をしてもらいましょーう。」
 
「ああー、確かにジジイはゼノ風味だよなー、ププッ。」
主は吹き出した。
 
「でも却下ー!
 この年でコスプレやらに手を出したら
 平穏な老後を迎えられん気がするー。」
 
「そうでーすねえ。
 コスプレ、結構な費用が掛かりまーすから
 私のような富豪じゃないと無理でーすよねえ。」
 
リオンの言葉の失礼さに気付かない主は
うんうん、そうそう、と同意した。
ある意味、純粋な人間なのかも知れない。
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 34 12.3.5 
       かげふみ 36 12.3.9 
       
       かげふみ 1 11.10.27 
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Windows7 ジュゲム ブログ

えらいカタコトなタイトルは
この記事を検索しやすいように、との私の思いやり。
問題は、これで検索しやすくなるか、だが。
 
 
ウインドウズ7 (以下、略して “7”) にしてから
ジュゲムのブログが不具合を起こす事がある。
 
ごめん、この前、ついこの前2度目の “それ” になって対処できたのに
細かい言葉とか覚えてないんだ。
でも、素人ってこんなものだよね!
同じ状態で困ってる人も、多分素人だろうから
「あれ」 とか 「これ」 とか強引な代名詞は、素人念力で察して。
 
なお、単語の直後に “?” が付いてる言い方は
記憶があいまいで間違ってるかも知れない、という合図だから。
 
 
何か、バカとアホウの教え合いで学べるものって
ロクでもない事しかないような気がせんでもねえよな。
 
でも私、この不具合は珍しく、ほぼ自力対処が出来たんで
自慢うぜえ & 騙された と思って、とりあえず聞いて!
(もう既にロクでもない事を言い始め)
 
 
7にした人で、ジュゲムが正常に動作しなくなる人は多いと思う。
記事を書く画面で、赤いゼブラゾーンの枠に囲まれて
「このブログのウィジウィグエディターでは
 そのブラウザ?じゃ正常に作動しないから
 シンプルエディターで書いてくれない?」
みたいに警告が出る。
 
こうなると、スペースいっちょ空けるのに
<space> みたいな事をせにゃならんだろ?
html言語っつの?
 
改行も運に頼るしかなくなり
記事が書けなくなる事態に陥る。
 
 
この不具合が出るのは、7のアップデートの後のはず。
それも10個以上、アップデートが来てる時。
 
何が悪さをしてるか、っちゅうと
インターネットエクスプローラー 9 !!!
いや、正確に言うと、ジュゲムブログがIE9に対応してないみたいなんだ。
 
 
そこで、IE9にはアップデートをしない。
IE8のまま、使う。
 
て言うか、本ブラウザは他のにして
IE8はとりあえずパソコンに入れておくだけにしろ。
何か知らんけど、IEがないと他のブラウザ上で
誤作動を起こすサイトもあるんだよな。
これ、常識なんかな?
とにかく念のため。
 
で、IE9へのアップデートは言うてくるな! と設定する。
アップデートを自動じゃなく、手動でするようにして
アップデート紹介のとこで、ファイル?名を右クリックして封印。
 
これをやっても、しばらくしたら (大体、数ヶ月後ぐらい)
また、IE9のアップデートが
そ知らぬ顔で、大量のアップデートファイル?の中に紛れているんで
大量にアップデートを言ってきたら、いちいち確認するようにな。
私はこれを怠って、2度目の不具合を出したんだよー。
 
 
んで、IE9をインストールしちゃった場合は、アンインストールをする。
 
コントロールパネルから、ウインドウズのアップデートというところに行って
アップデートの履歴を見て、IE9を思い切り良く消し去るがいい。
 
これで、自動的にIE8に戻る。
and 即座にIE9のアップデートが言ってくるんで
上記の通りに、おめえは引っ込んどれ、と右クリックで追い出すんだ。
 
 
これで、IE9にしたためのジュゲムブログの不具合はなくなる。
この記事、ほんと覚えといて!
アホウは何度も何度も同じ間違いを犯すし
IE9は隙さえあらば潜入しようと必死だから、気を付けて!
 
にしても7が出て随分経つのに、何で不具合になるんだろうな???
 
 
 

評価:

東芝


¥ 2,780

(2011-08-01)

コメント:3DSのモンハンはロードが長い、長すぎる!!! という事で、これを導入。 まあ、ちょっと早くなったかな? という実感しかないのは何故だろう? これ、絶賛されているのに。 私の感覚では、鈍行が急行になったぐらい。 地域差があり過ぎて、逆にわかりにくい例えだな。

かげふみ 36

リオンの別荘に、アスターがやってきた。
一応それなりのきちんとした格好をして出迎えた大人3人。
 
アスターは丁寧に招待のお礼をしたが
主を見て、違和感を感じていた。
 
目の前に立っている主という女性は
いかにも東洋人という外見で、ボケッとしている。
グリスの話や、電話から漏れ聴こえた怒声と
どうしてもイメージが合わないのである。
“この” グリスが心酔するほどの魅力も見当たらない。
 
 
「夕食は7時の予定なので、それまでは自由にしていてくださーいねえ。」
リオンが言うと、グリスがアスターの腕を引っ張った。
「裏手に、すごくキレイな湖があるんだよ。
 散歩でもしよう。」
 
仲良く立ち去るふたりを見送ったあと
大人たちは相変わらずの茶飲みを始めた。
 
 
「ね? 爽やかなボーイズラヴでしょーう?」
「てか、アスターって白人じゃんー。」
「それが何か?」
「白人が黒人に本気で恋するなんて、あるかなあー?」
 
「おーう、それは充分にアリでーすよ。
 高い教育を受けた白人は、“差別をしない平等観” というのも
 教養のひとつとして誇るんでーす。
 実際に深層心理がどうだったとしても。」
「ああ、なるほどー。」
 
ふたりのやり取りに、ジジイは付いていけない。
「何の事じゃ? その話題は。」
 
 
「まあ、今はそういう垣根もなくなってきたようでーすよお。」
「とは言っても、まだまだ一部でしょうー?」
 
それを無視して、話を続けるふたりに、ジジイが怒り出した。
「だから何の話をしとるかと訊いとるんじゃ!」
 
「黒人と白人の友情についてでーす。」
リオンがものすごい大まかな説明をした。
が、ジジイは納得したようで、話に加わってきた。
 
「グリスは、ありゃあ黒人の血は薄いじゃろう?」
「ええ、アングロ系は絶対に入ってまーすねえ。」
「肌は黒いが、あの髪質と顔立ちは独特じゃもんな。」
 
 
“人種” について、リオンとジジイが語り合う横で
主が呆れたように聞いている。
「しっかし、あんたら外人って、ほんっとそういう
 人種の細かいとこにこだわりますよねー。」
 
「・・・外人はあんたの方なんじゃがな・・・。」
「単一民族の島国の人にはわかりませーんでしょーうねえ。」
「・・・現実は単一でもねえんだがなー。
 日本にも差別はあるけど、欧米に比べたら軽いもんですよー。
 あんたら、ほんっと差別が根底にありますよねー。」
 
主の非難を、リオンが軽くかわす。
「陸続きの国々では、“民族” というものを重視しないと
 己のアイデンティティを保てないんでーすよ。」
「まあ、どうしても世界視点で言うと、 “国家” が個人の居場所で
 それを保ちたいなら、区別差別もしょうがないわな。」
 
主は気のない返事をした。
「ふーん。」
 
 
「にしても、アスターくんが良い家庭の育ちで良かったでーすねえ。」
「そうじゃな。 さすがグリスが親友に選ぶだけある。」
ふたりの会話に、主が疑問をはさむ。
「アスターの身元を調べたんですかー?」
 
リオンが当たり前でしょう、と言う顔をした。
「“生まれ” は調べましたけど、“育ち” は見てわかるでしょーう。」
「へえー・・・?」
 
よくわかってない主に、ジジイが補足する。
「我々の国じゃな、人種や階級によって住み分けが明確なんじゃよ。
 この現代においても、両者が交わる事は滅多にないんじゃ。」
 
「そう。 だからアスターくんの前では
 我々はそれ相応の振る舞いをしなければなりませーん。」
「主、あんたの言動が一番心配じゃ。
 グリスに恥をかかせんよう、きちんとせえよ!」
 
 
うへえ、やっぱり来なきゃ良かった・・・
主はウンザリした。
 
3日も猫をかぶる事など出来るのか? 主よ。
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 35 12.3.7 
       かげふみ 37 12.3.13
       
       かげふみ 1 11.10.27 
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楽しき週末

土日にはしゃぎ過ぎて、いつも月曜は病気の皆、大丈夫かなあ?
心配すな、私も体調不良だよーいどん、と。
 
月曜って、何でこんなにダルいんだろうな
と生まれてこの方、何億万回と思ってきたんだが
実はこの疑問に対する、明確な答を知っている。
教えてくれたのは、どっかの学者か医師が確かTVか何かで。
ごめん、もうこっからして明確さが期待できない情報っぽいよな。
とりあえず聞いて自分の勘のみで判断して。
 
月曜がダルいのは、日曜にいつもと違う事をするから
 
だそうだ。
いや、これを聞いたのは、確かまだ週休2日が浸透してない時で
普通の休日は、日曜祝祭日だった時なんだ。
 
・・・よく考えると、そんな古い情報はいらないよな。
今もどんどん “常識” ってのも更新されてるしな。
でも、一理あるんで、とにかく聞いて!
 
日曜に休むから、いつもと違う日になって
リズムが狂って月曜に体がついていかないんで
休みだからと休んでないで働くべし
 
という理論なんだけど、ごめん、書いてみて思ったわ。
やっぱり私は、時間泥棒な事しか言わないようだ。
 
 
と、己をとても恥じたところで
私は週末にどう過ごしたのか、っちゅうと
マトモな記事を書かずに、こういう雑談をしているあたりで察していただきたい。
マトモな記事など1個もないじゃないか、という誹謗中傷は止めて!
 
土曜日にケンタの前を通ったら、シャーベットのようなドリンクで
見た事のない味のがあったんで、つい買ったんだ。
 
お年を召してから、ほんのそよ風でも失神するほど
お姫さま体質になったもんで
冷たいお飲み物は摂らなくなったんだよ。
 
スタバのフラペチーノを最後に飲んだのは、いつだったかなあ。
その時の私の行き着けのスタバからは、コーヒーフラペチーノが消えて
モカだのキャラメルマキアートだっけ? そういうラインナップになってしまい
いちいち、「コーヒーフラペチーノ、出来ますか?」 と
訊かねばならんかったのが、面倒くさかった。
 
この、フラペチーノ、ショット追加も出来たんだよ!
1度やってもらったけど、苦くなっただけなので
いらん事はすまい、と次回から我がままを抑えたさ。
スタバ、言えば、かなりの範囲の融通を利かせてくれるのが嬉しい。
 
でも、「チャイの甘みを抑えて」 は無理だった。
チャイは、葉っぱから淹れてるんじゃなく
甘い濃縮シロップで作るんだと。
この流れで、フラペチーノも液体だと知る。
スタバの人、いつもいつも妙な要望をしてすまんだった!
変わりフラペババアとか、悪口あだ名が付いてなければ良いんだが・・・。
 
 
話が逸れてそうで逸れてないのが、今日の私の冴えてるところだけど
長々とスタバの話をしたのは
「というわけで、冷たいものを長年飲んでない私だが」
この1文のためだった、と知られたら
どこが文豪だ、死ね! と、また言われかねないので
小刻みに震えているが、それが許されるのはチワワだけ。
 
ケンタの冷たいお飲み物で、腹を壊して
土曜の夜から私は、トイレの神様に祈る日々だったYO!
 
何か、似たような事を繰り返している気がするんだが
人生ってそういうものだよね?
 
でも、病み上がりの老体に、お腹急降下は
体力をガリガリと削り取られて、もうゲッソリだった・・・。
いや、ケンタ、おめえは悪くないよ?
(このセリフが既にケンタにケンカ売り)
 
いや、冗談抜きで、冷たい飲食物は胃に悪いんだよ。
マイ主治医が半笑いで教えてくれたがな
下痢は腸じゃなく胃で起こるんだと。
 
これ、以前にも記事で何度か書いてるけど
大事な事だから、命ある限り言うけど
夏場に腹を壊しやすいのは、暑さで弱ってるところに
冷たいものを入れられて、消化機能が利かずに下すんだと。
美味くても、冷たいものは体に百害あって一利なしなんで
飲食しないように、だそうだ。
 
 
マイ主治医、これを言うとるくせに
自販機で冷たいお飲み物を買おうとしてたんで
おめえ~~~っ、と、横から口出し説教してあげたわよ!
 
主治医、一瞬イヤな顔をしたが
その通りですよよく覚えてましたね偉い偉い、みたいに
自己正当化をしつつ、熱い茶を買っていった。 真夏に。
 
 
ま、厳密に守らなくても気をつけてあげてね、という話だけど
私の場合は、四角四面の堅苦しい性格が災いしてか
ちょっとハメを外すと、きっちりバチが当たり
今回もきちんと腹を壊して、せっかくの週末が台無しで
もう今日も何もやる気が起こらない、という正当な理由があるわけだ。
 
すべては私の正確さが招いた事・・・。
ああ、自分の真面目さが憎いーーーっっっ!!!
 
 
 

評価:

【STARBUCKS COFFEE】


¥ 2,880

コメント:スタバのマークって、ずっと三白眼の女性だと思っていて、何でこんな恐い顔をマークにするんだろう? と神経を疑っていたんだけど、ある日ふと視点を変えたら穏やかの顔の女性に見えた。 騙し絵か!!!

かげふみ 37

ジジイの眼光にさらされていたせいか
主は、物静かな女性として、何とかその夜の食事はやり過ごせた。
 
アスターの興味は、主にいっていたが
ジジイとリオンが何かと話しかけ、主が喋らなくて済むよう苦心した。
 
 
手練れの大人ふたりのお陰で、弾む会話ではあったが
アスターはグリスの仕草が気になった。
 
グリスは老人や義理親に話しかけられた時以外は
ずっと主という女性の方を見ているのだ。
主は涼しい顔で、黙々と飯を食っている。
グリスの方をまったく見ない。
 
無視をしている様子もないし
これだけ凝視されているのに、それを気に留めないなんて
並の神経では出来る事じゃないと思うんだけど・・・
アスターには、ふたりの関係、特に主の気持ちが想像も出来なかった。
 
 
「主様はいつもああいう感じなのかい?」
食事が終わり、ふたりになった時に率直に訊いてみた。
 
アスターの問いかけの意味が、グリスにはわからなかった。
「ああいう感じって?」
そう問い返されると、逆に困る。
「ええと・・・、無口な方に思えたから。」
 
「うん、仕事以外ではあまりお喋りな方じゃないなあ。
 無表情なのは、仕事中もだけど。」
「へえ・・・。」
 
 
アスターが真に訊きたかったのは
主はグリスをぞんざいに扱ってるんじゃないか、という事なのだが
それを言うと、きっとグリスは傷付く。
 
多分、主様は不器用なお方なのだろう
東洋の女性というのは、つつましやかだという話だし
現にグリスのために、仕事を休んでここに来てくれている。
 
ぼくに立ち入れるような事じゃないんだけど
明日は主様に話しかけてみよう。
アスターは “主様の感想” を、先送りにした。
 
 
翌日、リオンが窓の外を見て言った。
「主、ボーイズラヴたちが泳いでいますよ!」
 
主はソファーにでんぐり返ってDSをしている。
「男の裸なんぞ、興味はないですねー。」
 
そこへジジイが入ってきて、いきなり文句を言い始めた。
「あんた、夕べの態度は何じゃ?」
主が え? 何? と、キョロキョロする。
 
「あんたじゃよ、あんた!
 アスターに話かけんとグリスに目もくれんと、モソモソ飯を食うばかりで
 さっきの朝食にも出てこんかったじゃないか!
 グリスが心配しとったぞ。」
 
「ええーっ、ボロを出さんように黙っていたのにー。
 それに夜更かし寝坊は休日の仕様じゃないですかー。」
心外だと言わんばかりに、主が口答えをする。
 
「“招待” は、休日ではないんでーす。
 公務と思って、気を抜かないでくださーい。
 それにお客をもてなすのは、紳士淑女の義務でーす。
 今日はきちんと “社交” をしてくださーい。」
 
リオンの言葉に、ジジイもうなずきながら言う。
「あんな態度じゃ、グリスを無視していると思われるぞ。」
アスターと同じ感想を、大人ふたりも感じていたようだ。
 
主は素直に詫びた。
「育ちの悪い事をして、ほんとすみませんでしたー。
 今日は頑張りますー。
 やる時ゃやりますよ、私はー。」
 
 
その言葉に、ジジイは逆に不安になった。
こやつがこういう時は、ロクでもない事をしでかすもんじゃ。
大丈夫かのお・・・。
 
リオンは窓に張り付いて、眼下で展開される
花びらと点描の世界を堪能していた。
大事なのは想像力なのだ。
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 36 12.3.9 
       かげふみ 38 12.3.15 
       
       かげふみ 1 11.10.27 
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エロマンガ

立ち枯れそうになってきたので、とりあえず本屋さんに行く度に
エロマンガコーナーをチェックするのが義務となったババアですが
自分のエロの好みが、とても特殊な事に気付いて
このまま漫然とエロマンガを読んでいて
果たして女性ホルモンいちびり出しに役に立つのか?
と、右往左往している今日この頃でしたが
世の中のみなさまがたの思うエロと、私の思うエロが
かなりかけ離れているんじゃないか?
と、自分否定も始まった次第でございます。
句点 (。) というものの存在を知っとるのか、私。
 
 
ツイッターでしきりに、エロエロ鳴いているんだけど
どうも色狂いババアには思われず、一体どうしたら
お色気ムンムン肉食ババアだと勘違いしてもらえるのか
そもそも、そういう勘違いを何故してもらいたいのか
それは何事も形から入りたいのと
周囲から言われると、その気になりやすい性格だからで
何で今日はこう、ダーーーーと喋っているのか
もちっと美しい日本語を使えないのか
実はマジで余裕がないのではないか
とにかく落ち着け、私!
 
 
ああ・・・、疲れた・・・。
病中病後なんで (どっちだよ?)、もう寝て良い?
 
いや、きっと読んでる皆様方の方が疲れたに違いない。
そんな方々を、もっと疲れさせる事をこれから言う。
 
私が読んでるのは、えーと何だろう?
女性向けのキレイな絵の男女の恋愛のエロマンガ
レディスコミックス? ティーンズラブ? どっちかな?
ブ厚い小さめの月刊誌。
(物事を正確に伝えようとする意思がまったく感じられない説明)
 
 
どうも、若い頃にエロトピアや漫画ボンで鍛えられたせいか
少々の事じゃ何にも感じなくなってしまってるようで
女性向けエロマンガなど、えらいなメルヘンにしか思えないエロさなんだけど
もう、妙な地点に着地したくないので
絵本のつもりで、それらを読んでいた。 絵本、ごめん!
 
だけどそういうホノボノエロマンガの中にも
たまに、どえらい内容のマンガがある。
今日はそれらをチクろうと思ってな。 描いた人、ごめん!
 
 
まず1個目は、オフィスラブの設定。
上司の事を好きなOLが、残業を命じられたところに
あら、憧れの上司の机にハンカチが!
 
それを嗅ぐOL。
私の頃は、“匂いを嗅ぐ” という行為は
たとえそれが食い物であろうと、下品な事だと禁じられたものだが
時代が変わったんかのお、とか思っていたら
何とそのOL、そのハンカチを嗅ぎながら
上司の机の上で、おもむろにオナニーを始めたではないか!
これは時代の移り変わりなどではないはずっっっ!!!
 
そこへ件の上司登場。
ハンカチを忘れたぐらいで、深夜のオフィスに取りに戻るとは
おめえは2枚しかハンカチを持っていないんかい!
(今日洗って干しておかないと、あさってのハンカチがない。)
その戻った交通費でもう1枚ハンカチが買い足せるはず。
計画力と経済力と決断力のない上司おつ!
 
その上司もそのOLの事を、普段から好きだったとしても
オフィスで、しかも自分の仕事机の上で
自分のハンカチの匂いを嗅ぎながら自慰をする女に
ドン引くのが、私の思う “普通” だが
上司、普通ではなく大物だったらしい。
 
そんなに俺の事が好きだったのかほら本物だ欲しいだろう
と、いきり勃つ局部をモロ出し、誘い受けをおっ始める。
嬉しいわ早く入れてああ大好きな上司が私の中にいくいく、とOL。
 
これでこの話はハッピーエンドなわけだが
真のファンタジーとは、常識とか礼儀作法とか倫理とかに囚われていたら
紡げないものなのかな、と文豪の看板を下ろしたくなった私であった。
 
 
次は旅行に来たマンネリカップル。
彼氏はいつも仕事仕事と遊んでくれず
この旅行でたっぷり愛し合えると思っていたのに
仕事道具を持ち込んで部屋に篭もる彼氏、信じられない!
と、イライラして売り場にあるお土産品を破壊するドグラ彼女。
 
そこに声を掛けてきたのが、自分も彼氏に放置されてるという同年代の女性。
ふたりは意気投合して、一緒に露天風呂に入りに行くのだが
そこは何と、乱交の場だった。
 
いや、止めて、と言いながらもふたりの男にいじくり回され
清々しく、とっととイく女。
かなりの欲求不満なんだなじゃあもっといいものをやるよと
見知らぬ男にあっさりと挿入されてしまう。
 
ここで不思議だったのが、入れられた事より
“イく” 事の方に罪悪感を持つ心情。
どうしよう彼氏以外に入れられてイってしまう助けて彼氏!
 
いやいや、もう入れられたりいじくられたり以前に
全裸を見られた事でアウトだろう、と思うが
そこに彼氏が乱入。
おまえ俺の女に何をしているボカッさあこい助けに来たぞ
と、彼女を救い (?) 出し、部屋に連れて帰る彼氏。
 
実はこの仕事を終わらせたら、やっとひと段落つくんだ
と、あちこちに引っ掛かりそうなたて爪ダイヤの指輪を出してプロポーズ。
寂しい想いをさせちゃったから、さっきの過ちは許してやるよ
さあ、今から俺が存分に可愛がってやる、と性交に突入。
 
えーと、どう見てもレイプだったんだけど、“過ち” 呼ばわりかい。
んで、風呂にも入らずにやってるけど
彼女、さっき他の男性に舐められ突っ込まれていたぞ。
乱交をするような男たちに関わったんなら
まずは、性病検査じゃないだろうか?
彼女も、「やっぱり彼氏が最高だわ」 で済ませるんじゃない!
と、モヤモヤとしつつ本を閉じたさ。
この話、よく編集部がオッケー出したなあ。
 
 
最後は、ついこの前読んだ、バレンタイン特集。
ツイッターで、まったく同じ文言をグチったが
ブログでも言わなきゃ気が済まないので、繰り返す。
 
ばれんたいんとかくりすますとかばーすでーとかで
真っ裸にリボンぐらい巻いて、「私を、あ・げ・る」 とは
誰でも1度はやった事があるであろう、
彼氏に1円もかけずに恩だけ着せたい女の常套手段。
その伝統は、欲深い女たちの間で脈々と受け継がれているのだと
信じていた私が甘かった。
 
主人公は下着フェチの彼氏を持つ真面目な女子高生。
彼氏がバレンタインにエロい私をご所望だわ、どうしよう。
 
どんな下着がエロいのかわからないならわからないで
下着屋さんとかに訊けば良いものを
というか、エロさの基準なんて人それぞれだろうに
通販のニッセンでは何で穴開きパンティーが売られているのか
今時は下半身の下着の事を何と言うのか
パンツかパンティーかズロースかスキャンティーかショーツか
私の周囲では、“パンツ” という言い方しか聞いた事がないのに
思い起こしてみると、こんなに沢山呼び方があるのは
下着業界が迷走しているせいか
えーと、話は何だったっけ?
ああ、そうそう、エロい下着。
 
結局、彼女は “エロ” の焦点を定められず
何と、ノーパンで行くのだった!
 
・・・話がここで終わっていたら、私も突っ込みはしない。
きっと彼氏もガッカリして突っ込まない。
韻を踏んでるヒャッホーイ。
 
彼女はなあ、“ノーパンの上に透明ストッキング”
という荒業に出たんだよ!!!
 
皆さんは覚えていらっしゃるだろうか
バラエティ番組の罰ゲームの定番、パンストかぶりの刑を。
どんな美形でも一瞬にして、ローラーで轢かれた金太郎飴になるあの様を。
 
ノーパンの上にパンストとか
陰毛がどんなにフリーダムになってる事やら・・・。
それを真っ先に想像してしまった私には
それで興奮する彼氏が、えらくマヌケに思えて
女性ホルモンが出るどころか、男性ホルモンがはりきったぜ意味不明。
 
 
エロというのは、まことに人それぞれなのはわかった。
私も何のかのと不平不満を言いたれながらも
エロマンガを買い続けているのは、読んでいて面白いからで
女性ホルモンは豆腐で補充すれば良いだろ、と逆切れし出すけど
あまりに不道徳な事を表現するのは、いかがなものかと思うんだ。
 
だって、マネするバカがいる!
 
エロ雑誌で真に驚くのは、読者のお便りコーナーなんだ。
海でヤっただの山でヤっただの河原でヤっただの
本当にオフィスでヤってる反社会人すらいる。
何で控えめに自宅で出来ない?
 
お伽噺はお伽噺で終わらせて!
実行しないで!!!
 
この読者投稿欄がヤラセだったとしても
それを読んで真に受けて、皆ヤってるんだから私も
とか思うヤツも出てきそうで恐いんで、ほんと止めて!
 
 
とか言ってる私は、ものすげえ特殊性癖の持ち主だけど
とても保守的なんだよ!
エロは脳内で終わらせているのさ。えへん
 
 
 

評価:

笠倉出版社


¥ 620

(2012-03-06)

コメント:“レディースコミックス” でアマゾン検索をして、これがトップにきた驚愕!!! この雑誌は、エロよりレジに持って行きにくいはずだから、親切心でアフィるわよ。 ほほほ

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