Home > アーカイブ > 2012-01

2012-01

2012年さっそくの後悔

ちょっと聞いてくれよおおおおおお
私さ、この年末年始、おそらく史上1番のダメ人間っぷりだったよー。
 
大掃除だけは、きっちり終わらせたんで
ものすごく気ぃが抜けてしまって
年末に食料品を買い出しに行ったっきり
家に立てこもってゲーム三昧しちゃったよー。
 
 
何かさ、年を取ったせいか、長時間同じ姿勢だと
そこで体が固まるんだよ。
 
ゲームって、はっと気付くと夜中の1時2時だろ。
さすがに、“寝るのは布団で” と決めているんで
移動しようとすると、ギ・・・ギギギギギ、って感じで
油切れを起こしたように、関節が動かないんだよー。
 
んで、布団に入っても背中が痛くて眠れないんだ。
あげくが、首を寝違えちゃってさー。
 
 
自分がクズになってる、と感じたので
近所の神社に初詣でには行ったけど
もう、そっから先には
見えない結界が張ってあるかのように、行く気がしねえ。
 
梅田に行って、モンハン協力プレイとかしようかとも思ったけど
よーーーく考えたら、私のゲームはヒマつぶしなんだよ。
ゲームをする相手がいるなら、喋りてえよ。
 
思い出したよ、ネットゲームをやってた時の事を。
皆、必死こいてモンスターと戦ってるのに
私だけ、草むらに座ってダラダラと喋ってたんだ。
よく、経験値泥棒と言われたもんだぜ。
 
 
私って、ほんと人間が好きなんだよな。
なのに孤独なのは、多分、執着が少ないからだと思う。
 
趣味が多いんで、寂しさを紛らわせる手段は持ってて
だからわざわざ出会いも望まない、という悪循環。
 
だってさ、この年での新たな出会いって難しいぜ。
同年代は子供も孫もいるのが普通で
そういう事に忙しいんで、話してても面白くないんだ・・・。
 
頭が固いし、ネットは恐い、とか言うし、ゲームなんて美容なんて、だし
共通点を探すのが、ほんっと難しいんだよー。
 
私が群れの流れから外れたんだろうけど
年々孤独になっていくよな・・・
と、コタツに入って不吉な分析をするぐらい、正月はヒマだった。
ヒマ過ぎて、禁を破ってネットに入ったぐらいだもん。
 
んで、ツイッターで人と話して癒されたんで
またリアルに戻って、モンハンに励んだけどな。
リアルもネットも、どっちでも私は変わらん事をしてるような気がする。
 
 
頭痛肩凝り首凝り背中の痛みで、ゲームを中断して
ボーッとTVを観てて気付いた事があるんだ。
 
いや、孫が帰省して家族でWii、というCMを観て思ったんだよ。
私の時は、観たくもない歌合戦とかを何時間も観せられて
ほんと苦痛だったんだよなあ。
 
今は家族が集まったらゲームをするんか。
でもこういう皆でワイワイ系、飽きるの早いんだよなあ。
んで、これがゲームだ、とジジババに認識されると
孫たちも後々困るだろうなあ、くだらんソフトばかり贈られたりして
とか思ってたんだが、その時にふと閃いた。
 
もしかして、うちの親は
“皆でTVを観るのが家族団らん” だったんか?
 
歌合戦にしてもWiiにしても、どっちもTVの前に座っている。
“TVを観る” ってのが、家族の交流の手段か!
 
あー、なるほど。
いつもは私を部屋に追い払う、うちの親も
年末年始ぐらいはTVを観せてあげよう、と思いやってくれたんだな。
 
・・・・・これだよ、私が群れからはぐれた原因は・・・・・。
 
 
私は親元にいる間は、TVをほとんど観せてもらえなかった。
よく、「友達の話題に付いていけない」 とか言うけれど
そういう支障はなかった。
 
だって、わからない話題に対して質問してたからだ。
それ何? どういう事? 教えて、で
へえ、いいねえ、うちは親が厳しくて、と嘆くと
皆、説明してくれたし、雑誌とか持ってきてくれた。
 
仲間外れどころか、より親切にしてもらえたよ。
お陰で、当時のTV番組の大体の基礎知識は持っている。
11PMとか、男子が事細かに解説してくれたし。
 
私がTVを所持したのは、多分20歳過ぎてからで
最初は面白く観てたんだけど、すぐ飽きた。
きっと、“TV脳” ってあると思う。
私には、TVは受け付けにくいものだったし。
 
 
多くの人々と私の違いは、TVを観てるかどうかだと思う。
同じものを見聞きして、感情を共有するのが
わかりやすい “仲間” の分類のひとつだろ。
 
子供の頃は、皆が観ているTV番組について
興味津々で素直に質問できたから、優しくしてもらえたんだけど
今は、TVを鵜呑みにする人を軽蔑する気持ちがあるんで
群れられずに孤独なんだと思う。
 
 
ああーーー、なるほどーーー
私の人生の仕組みが、ひとつわかったような気がする。
 
TVって、本当に日本を根本から握っているんだなあ。
そういう国の未来、厳しいような予感がするけど
マヤ暦は2012年で終わってるらしいんで
今年がどういう年になるのか、色んな意味でドキドキだよな。
 
んで、私の孤独加減も、そろそろリミット近辺だよな。
ここらへんも、ちょっと考慮すべき時期だよな。
 
何にせよ、初ブログにふさわしくない陰気臭い話題だったけど
反省はしていないもんな、困ったもんだよな。
 
 
 

評価:

任天堂


¥ 19,800

(2006-12-02)

コメント:この生産終了というのは、初代機らしい。 大抵の初代機はワキの甘さで、技術的なマニアに需要があるんで記念アフィリ。 このハードは値上がりまではしないと思うんで、買い置きは推奨しないぞ。 普通の人の遊びには新しい機種を買うべし。

かげふみ 21

数ヵ月後、グリスは館に戻ってきた。
 
メールをもらったジジイが、朝からスキップをしながら来て
うっとうしくウキウキソワソワとしていたので
それを見た全員が、グリスの帰還が今日だと知った。
 
 
館に到着したら、部屋に荷物を運ぶ前に
真っ直ぐに執務室に向かったグリス。
ドアを開けた途端、ジジイが大喜びして迎えた。
ジジイと挨拶をしていると、主が書類を見ながら入ってきた。
 
「主様、ただいま戻りました。」
グリスの声に、主は平然と応える。
「はいー、お帰りなさいー。」
 
棒読みで返事をしつつ、書類から目を上げ
グリスを見た主は、ギョッとする。
育ったとは思ってたけど、間近で見たらこんなにデカいとは・・・。
 
 
見上げる主を見下ろしながら、グリスは感動した。
以前は主様がとても大きく見えたものだ。
でも大人の男性から見ると、主様は細くて小さくてか弱い女性だったのだ。
 
何だか、お可愛らしい
 
そう思ったら、無意識にクスッと笑っていた。
 
 
その “クスッ” が、グリスの運命を変えた。
 
この子もこんなに大きくなったんだから
これからは一人前の大人として、対等に付き合おう
主はデカくなったグリスを見て珍しく殊勝に、そう思ったのだ。
 
なのにグリスがタイミング悪く、“クスッ” などとするから
それが、カチーーーーーンときたのである。
 
 
こいつ、ちょっとばかりデカくなったからと思って
偉そぶってんじゃねえぞ!
 
主はグリスをジロリと睨むと、プイッとそっぽを向き書斎に入って行った。
グリスはこれ以来、主に下僕扱いをされる事になる。
弱い者にももちろん容赦なく強いが
強い者にはより一層牙を向くのが、主の無謀な習性だった。
 
 
ジジイは、主の機嫌損ねの理由も、グリスの “クスッ” の気持ちも
端で見ていて理解できたので、ただハラハラするだけで
何の役にも立たなかった。
 
グリスも自分のウッカリを自覚したが
迷いがなくなって図太くなったのか
とにかく主の側にいられれば、それで良いのだ。
自分のこの変わりように、自分でも驚いた。
 
 
「グリスや、とりあえず着替えておいで。
 それから茶でも飲みながら、話を聞かせてくれんかのお。」
ジジイの促がしに、ようやくグリスは懐かしい自分の部屋へと戻っていった。
 
ジジイが執務室で待っていると、リオンがやってきた。
「グリスくんが戻ってきたんでーすねえ。」
「何じゃ、早耳じゃのお。」
「私も卒業と帰宅の連絡は受けていたんでーすよお。」
 
リオンは、グリスの後見人であった。
グリスが入国する時は、将軍が身元引受人になったが
その後、リオンがひんぱんに館を出入りするため
利便性のため、と自ら後見人を買って出たのである。
 
 
「お待たせしました。」
グリスが部屋に入ってきた。
「おおー、大きくなりまーしたねえ。 何cmありまーすかあ?」
「187cmです。」
 
ジジイとリオンは将軍の見立てに感心した。
グリスに会いに行った時に、遠目でその姿を見て
長老会秘密臨時会議で言っていたのである。
 
「30m先ぐらいの姿しか見ておりませんが
 あれは186 ~ 188cmぐらいありましたぞ。」
さすが軍人は目標物の洞察に優れている。
 
 
「さあ、学生生活の事を聞かせておくれ。」
「お友達は出来まーしたかあ?」
 
ふたりにせかされ、グリスは勉強やバイトや寮の話を
写真や動画を見せながら話した。
その話から、グリスにとって有意義な経験だったと
ジジイとリオンはうかがい知る事ができた。
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 20 11.12.26
       かげふみ 22 12.1.11
 
       かげふみ 1 11.10.27 
       カテゴリー ジャンル・やかた
       小説・目次 

ちゃん付け

コメント欄で、美人に優しくしてとお願いしたら
動揺されまくりながら、ちゃん付けされた。
 
その意外な言動に激しく驚かされたが
ちょっと思うところがある。
 
あしゅちゃん・・・
 
 
うちのかあちゃんは、私をちゃん付けしていた。
それは、溺愛している娘だから、普通っちゃあ普通だが
うちのかあちゃんは、普通じゃないので
“ちゃん付け” の効果が際立って目立ったわけだ。
 
つまり、どんなにロクでもねえ事を言おうが
それはすべて娘への愛ゆえだから、しょうがない
と思わせる、目くらましパワーが
かあちゃんの “ちゃん付け” には秘められていたのである。
 
 
私が小学校1~2年の頃、毎日学校帰りには
5~6年の男子数人に暴行を受けていた。
 
“イジメ” と言わないのは、よくわからないからである。
髪を引っ張り回され、服を破かれ、殴られ蹴られ
石を投げられ、時にはお金や物も盗られる。
これ、強盗じゃねえ?
 
まあ、そういう感じで、毎日血だらけで号泣しつつ帰るのだけど
うちのとうちゃんは、それを 「子供のする事だから」 と言う。
ただでさえ、よそものなので
文句を言おうものなら、村八分になりかねない状況である。
 
しかもうちは権力者。
ひとことの苦情が、大きな波紋を呼び起こしかねない。
 
 
幸いにも私が、自我のない頭の悪いガキだったので
自分のされている事を理解せず
すぐ忘れて、翌日には普通に登校していたので
かあちゃんは我慢できたようである。
 
可愛い娘が、他人のガキに暴力を受けても
何も出来ないなど、母親としてさぞかし辛かっただろう。
私が血をダラダラ流しながら泣いているのを抱きしめながら
かあちゃんが私に言う。
 
「・・・あしゅちゃん・・・、金持ちケンカせずよ。」
 
 
・・・今思えば、おめえは愛娘に何ちゅう教育をしとるんか!
と、かあちゃんに激しく説教したいが、よく思い返すと
うちのかあちゃんの言う事、全部こんな
 
100円札 ← 硬貨じゃなく紙幣の時代! を出して言う。
「あしゅちゃん、この紙を食べてもお腹は膨れないでしょ?
 お金はただの紙切れでしかないのよ
 お金は使わないと、意味がないのよ。」
 
少食な私が、お菓子を食い残すと
「あしゅちゃん、貧乏な子はおやつに草を食べてるのよ
 こんな贅沢をしてたらバチが当たるわよ。」
・・・草は、実はおめえの娘も食っていたんだぞ。
 
野山には、食える実や草が結構あるんだ。
野いちごとか、むっちゃ美味かったし
校庭の花壇の花の蜜は、全部私が吸ってた事を
うちのかあちゃんは知らない。
 
 
まあ、こういう具合に元富豪だったかあちゃんが
えらい何様な教育を私に施してくれたお陰で
落ちぶれてド貧乏になった今でも、私の心は裕福である。
 
一事が万事、かあちゃんがこの調子で
欲しがる前に揃えてくれたので
私はあまり欲がない性格になったようだ。
 
昔と比べて、生活レベルが4分の1ぐらいまで減ったけど
この “4分の1” って、なってみると、ものすごい差なんだけど
私には耐えられるんで、持てない荷物は背負わされないもんなんだな
と、人生の真理を実感している最中なんだけど
それでも老後の心配は尽きないわけだ。
あ、今はまだ老中な。
 
こんなババアに育ったのは、かあちゃんのあの
むちゃくちゃな経済教育のお陰だと感謝しているよ
かあちゃん、割にありがとうー。
 
 
話を戻して、何が言いたいかと言うと
うちのかあちゃんは、結構な黒い事を言ってたわけだが
丁寧な言葉遣いと、“ちゃん付け” で
その黒さを和らげていた、という事。

つまり、私ももちっと丁寧な言葉遣いにしたら
もっとロクでもねえ事を言っても、見逃してもらえるんじゃないか? と。
 
 
ただ “ちゃん付け” には、ひとつ問題があるんだ。
私の今までの経験上、呼び捨て出来ないヤツとは真に仲良くなれない
というジンクスがある。
 
これがあるからこそ、このブログではいきなり呼び捨てをしてきたんだ。
実は皆と仲良くなりたいのさ。
 
でも、暴言失言の目くらましになるかも知れない
という魅力は捨てがたいので
 
ここは、これから ちゃん付け推奨 で!!!
 
 
いきなり妙なルールを作って、ほんとすまんこったが
色々実験してみたいお年頃なんだ。
何せ、地獄への門がちょっと見えてるんで焦っててな。
 
どうしたら、なるべく人を傷つけずに
言いたい放題できるか、それを模索中。
 
私のこの右往左往に付き合ってくれ。
  
 
あ、義務じゃないし強制じゃないぞ。
合わない人は、私がちゃん付けを試してるのを見守ってくれれば良いから。
「止めろ」 という、毎度の意見も随時、受け付けております。 うへへ
 
 
 

評価:

株式会社 ユナイテッドジェイズ


¥ 380

コメント:持ってる人の人格を疑われかねない、危険度NO.1の扇子。 いくら冗談とは言え、その冗談を選ぶのも本人次第だもんな。 そこ、見逃しはしねえぜ!  ところでこの商品、アマゾンサイトじゃ598円になってるんだけど、何その段階的値上がりは???

かげふみ 22

主がイヤな事を言った。
「午前中はあなたの好きな事に時間を使いなさいー。
 私が死んだら、自分の時間など持てなくなりますからねー。」
 
「主様! 死ぬなんて縁起でもない事をおっしゃらないでください!」
「順番的には、それが現実なんだけどー。」
「主様!!!!!」
 
グリスがあまりに怒るので、主は折れた。
「はいはいー。 私が楽隠居をするまでは
 あなたの執務は午後から、という事にしますからねー。」
 
 
これは主なりの、グリスへの気遣いだった。
若者は、午前中と夜ぐらいは自由な時間が欲しいだろう
主はそう思ったが、グリスが決めたスケジュールは実にタイトなものだった。
 
毎朝6時に起きて、1時間は道場で体の鍛錬をする。
そして週に3日は勉強その他、1日はジジイの話、残りは館の見回り。
土曜日曜は一応休みにするけど、予備として考える。
食事は3食とも、住人用の食堂で食べる。
夜は9時に部屋に戻り、入浴をして本でも読みながら
遅くとも12時までには眠る。
 
うーん、私だったら夜中3時ぐらいまでゲームをして
朝は11時ぐらいまで寝たくるけどなあ
主はグリスの勤勉さが、逆に心配になるぐらいだった。
 
 
グリスの館の見回りは、自分なりに考えた方法だった。
「私は “館” の事だけを考えてきましたー。
 “館” の事は、私の代で何としても安定させるつもりですー。
 だからあなたには、私がしなかった事、
 つまり、“住人たち” の事を一番に考えてほしいんですー。」
主のこの頼みを実現させるための策である。
 
これを相談された時に、ジジイは少し迷った。
「いいか? グリスよ。
 誰とも仲が悪くなってはいけないが、同時に誰とも仲良くなっちゃならん。
 主を見てみい。
 常に自分ひとりで動いておる。
 そりゃ世話係などはおるが、仕事関係以外の付き合いはないじゃろう?
 トップに立つ者は、孤独に耐えられる事が第一の条件なんじゃよ。」
 
その言葉に、グリスは異議をはさんだ。
「でも、リオンさんは?」
「あれも仕事の一環なんじゃよ。 お互いにな。」
「では計算ずくでの付き合いなんですか?」
 
ジジイはグリスの若さに、つい微笑んだ。
「のお、グリス、おまえの年じゃと
 損得のない愛や友情が尊い、と思う気持ちもわかる。
 じゃがな、純粋な打算というものも確かにあるんじゃよ。
 あやつらは、打算や損得で己を犠牲に出来る人種じゃ。
 正義がひとつじゃないのなら、それも悪い事ではない、と思わんかな?」
 
 
「・・・難しいです・・・。」
考え込むグリスの肩を、ジジイがポンポンと叩く。
 
「考えてもわからない事は、おまえにはわかる必要がないのか
 いずれわかる時期が来るのか、どっちかじゃろう。
 年寄りの言う事なぞ、とりあえず覚えておけばよいのじゃよ。」
 
グリスには、その言葉がとても大事なヒントに思えた。
改めて、ジジイに向き直って深く頭を下げた。
 
この国には、頭を下げる習慣はないが
館では主が、しゅっちゅう “日本式お辞儀” をしているので
住人たちの間でも、頭を下げる行為が習慣化されていたのである。
 
 
「おじいさま、いつもありがとうございます。
 お教えを守って、一生懸命頑張りますので
 これからもご指導をよろしくお願いいたします。」
 
この言葉に、ジジイはジーンときた。
主からは聞いた事もない言葉じゃのお。
あやつは、うるせえ クソジジイ 死ね! しか言わん。
ほんに、この子は良い子じゃ。
 
 
気を良くして言う。
「グリスや、おまえのしたいようにしなさい。
 ジジイはいつでも、おまえの味方じゃぞ。」
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 21 12.1.6
       かげふみ 23 12.1.13
 
       かげふみ 1 11.10.27 
       カテゴリー ジャンル・やかた
       小説・目次 

国名

私は世界地図を国名まで明確に描ける!
ただし、南太平洋とカリブ海の島々以外。
 
と友人に自慢したが、実際に描いてみると
思い出せない部分が多々あり、えらいな狼少年になってしもうた。
 
まだ不十分なんかな、とショボくれて帰宅したが意外な事に気付く。
トイレの中でなら完璧に描けるのだ!
ただし、南太平洋とカリブ海の島々以外。
 
 
私はトイレで地図を見る。
その理由は、便秘解消法 08.9.26 に書いてある。
これ、本当に効くんで、便秘に悩む人は試してみて欲しい。
 
長年、地図を見てきたんで、マジで描けるのだ。
ただし、南太平洋とカリブ海の島々以外。
何で島々は覚えにくいんだろうな?
 
トイレでしか地図を見ていないせいか
トイレでしか地図を思い出せなくなるとは!
ほんと、人生って奇跡に満ちてるよな。
 
 
で、アフリカの国々を見ていて思ったんだけど
“共和国” って付く国って、ロクでもねえ情勢な場合が多いよな。
とか、暴言を思いつつ、ふと国名を調べてみたら
アフリカってほとんどの国に “共和国” が付いてるんだよ!
 
え? ええっ? アフリカ、ごめん!
でもおめえんとこ、ほとんどの国で割とロクでもねえよな
独裁だの内戦だの動乱続きで。
 
とか、更に失言に失言を重ねつつ
ついでに世界の国々の正式名を調べてみたら
これまた、ほとんどの国に “共和国” が付いてて
えええええええええええええっっっ?
 
 
“共和国” とは英語で、“Republic” と書くようだ。
アフリカ南部のジンバブエの正式国名は、“ジンバブエ共和国” で
英語で書くと Republic of Zimbabwe。
 
“共和国” の意味は、民主主義とどう違うんかよくわからん。
“国政をトップが決めるんじゃなく政府が決める方式の国” かなあ?
それなら、世界で一番多い国名は “共和国” で当然だよな。
 
日本もそうだけど、天皇制なので
厳然たるトップがいる、と世界的には見なされているわけだ。
天皇は国の “象徴” という、あいまいな位置づけなので
イギリスの “君臨すれども統治せず” とも違う。
 
そこで日本の政治は、“民主主義” と言っているけど
実際は資本主義の権化だと思う。
 
 
ちなみに日本の正式国名は、“日本 (ニッポン)。
英語で書くと、“Japan”。
 
こういう単純な国名って、意外に少ない。
インド! とか、ロシア! とか、カナダ! とか。
 
あ、ごめんpart2。
調べてみたら、結構あったわ。
 
でも、“○○国” と付いてる国がほとんどだから
単純な国名だと逆に、何で? と
思ってしまうレベルの少なさには違いない。
 
 
上で出たイギリスの正式国名は
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
えーと、“グレートブリテンと北アイルランドの王国の連合” かな。
 
グレートブリテンって、あのイギリスの島の名前らしい。
んで、“北アイルランド” ってのは
わかりにくいけど、アイルランド島の北部分も英国領なんだよ。
 
イギリスとアイルランドは隣同士の島で、昔っから覇権争いをしてきたんだ。
で、アイルランドの北部分をイギリスが取ったんで
今でもそれを取り戻そうと、紛争が起きている。
イギリス国内で爆弾テロを起こす事で有名なIRAは
Irish Republican Army “アイルランド共和軍”。
 
この問題、プロテスタントとカトリックという
宗教の違いによる確執が大きくて
こういう宗教問題は、日本人の私には
調べても調べても、あまり頭に入ってこない。
 
 
あ、隣の国と言えば、驚いたのが韓国。
北朝鮮は英語で Democratic People’s Republic of Korea
“朝鮮民主主義人民共和国” だから
Democratic は “民主主義”、People’s は “人民” であろう。
 
その名前負けはどうでも良いんだが、問題の韓国。
英語では、Republic of Korea。
直訳すると、“朝鮮共和国”。
“大韓民国” って、えらい大きな風呂敷を広げとるなあ。
 
 
“合衆国” と付くのは、アメリカだけかと思ったら
実はもうひとつあって、それは何とメキシコ!
 
でもアメリカが、United States Of America なのに
メキシコは、United Mexican States なんだよ。
ほんっと英語、わかんねえよな。
 
 
世界にひとつの国名と言ったら
南米のボリビア多民族国、Plurinational State of Bolivia
欧州のルクセンブルク大公国、Grand Duchy of Luxembourg
南太平洋のサモア独立国、Independent State of Samoa
アフリカ南東にある島のコモロ連合、Union des Comores
 
そしてリビアの正式国名がものすごい。
大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国
英語では Socialist People’s Libyan Arab Great Jamahiriya
 
“ジャマーヒリーヤ” って何かしら? と思ったら
カダフィ大佐の中の少年の心が暴れて自作した言葉のようで
“民衆が支配する共同国” みたいな意味らしい。ة
 
 
さて、こっからグチグチグチグチ言うけど
今回の記事は、友人の前でかかなくて良い恥をかいたあげくの
地図見直しで、日常生活ではどうでも良い事を
自分で勝手に疑問に思って調べたんで
得意げにちょっとだけ披露するつもりが
英語表記の写しに、ものすごく苦労させられ
しかも国名を丹念に調べて回らねばいけなくなる、という
自爆テロを起こしたのは、何のためなのかさっぱりわからない!
 
絶対に写し間違い、国名見落とし、勘違い 等があると思うので
気付いた人は、優しく指摘してくれないと泣く!
 
 

評価:

やのまん


¥ 5,424

(2008-07-18)

コメント:レビューにあるまじき単語、「これ欲しい!」。 素材はプラスチックらしい。 ちゃんと書いておけアマゾン。 直径15.2cmで2786円のもあり。 何で数字が全部ハンパなんだよ? 15cmの2785円、30cmの5425円は不可能だったのか?

かげふみ 23

「・・・とは言ったものの、心配でたまらんのじゃ!」
 
ソファーに座って茶を飲みながら叫ぶジジイに
主がマウスをせわしなくクリックしながら答える。
「私も、隠居したはずのジジイが何故いつも目の前にいるのか
 幻覚でも見えてるんじゃないかと、己の視力が心配でたまらんわー。」
 
「ええい! わしが来ると悪いんか!」
「べーつーにーーー?
 グリスが帰ってきて調子づいてるのは構わんけど
 余分な問題をほじくり出されかねんのが恐ろしいだけですよー。」
 
「・・・そうなんじゃ・・・。
 わしも問題が起こるのが恐いんじゃ。」
 
 
カチッ カチカチッ カチカチカチカチカチカチカチカチ
 
「・・・あんたのパソコンは、そんな連打が通じるのかね?」
「・・・・・フリーズしたんですー・・・・・。」
「あんたの操作を見とると、早すぎると思うんじゃが。」
 
「開くのに、いちいち年齢確認をされる、
 画像だらけのサイトしか見ないヤツは
 そりゃ、待ち慣れてるでしょうけどねー。」
主はジジイを横目で睨みながら、電源をブチ切りした。
 
「また、ザツな事をしよる・・・。」
「うっせー! どいつもこいつも同じ事を言うんじゃねー!」
 
ジジイはリリーに訊いた。
「いつもこの調子かね?」
「はい。 先週も電気部に怒られていらっしゃいましたわ。」
リリーは自分のデスクで、フェザータッチでキーを打ちながら答えた。
 
「ふうむ、何に関しても平等にザツなんじゃのお。」
ジジイの妙な感心に、イラ立った主が墓穴を掘った。
「私が他の何に対してザツな事をしてると言うんですー?」
 
 
その言葉に、ジジイが思い出す。
「おっ、そうじゃそうじゃ、こやつと話すといつも脱線する。
 グリスの事なんじゃがの・・・」
「あー、それはそっちで随時適切な処置をお願いしますー。」
 
「ほおら、ザツに扱いよる。」
「そんな事はないですよー。」
 
ジトーッとしたジジイの視線が、主に突き刺さる。
耐え切れず、音を上げる主。
「もうーーーっ、一体何なんですー?」
 
「グリスの女性問題じゃ!」
「あー・・・、それはそっちで以下同文ー。」
 
 
パソコンを再起動する主に、ジジイが詰め寄る。
「逃げるでない!」
「すいませんー、“それ” 関係、苦手分野なんですー。」
 
主の珍しい敗北宣言に、ジジイが胸を張る。
「心配すな、わしもじゃ!
 じゃが、ひとりよりふたり、ふたりより3人
 知恵を出し合えば何とかなる。」
え? わたくしも頭数に? と、チラッと見るリリー。
 
「バカとバカが考えても、バカの二乗になるだけだと思いますがねー。」
主が懲りずにまたマウスを連打しながら、面倒くさそうに答える。
 
 
「グリスが “住民との交流” をするつもりらしいが・・・」
「私の止めとけ提案、無視ですかいー。」
「いいから聞け!
 わしが思うに、それは危険が一杯だと思うんじゃ。」
 
ジジイは、ガッと立ち上がって熱弁をふるった。
「グリスはあの通り、男前じゃ。
 住人の女性が思いを寄せるのは当たり前じゃ。」
 
「グリス、誰かと恋愛してるんですかー?」
「いや。」
「誰かがグリスに片思いをしてるんですかー?」
「いや。」
「・・・妄想、お疲れ様ですー。」
 
「わしが言うとるのは、グリスがいくら純真な気持ちで
 次期主として振舞っても、邪念を抱く女性が出てきて
 トラブルになるやも知れん、という恐れなんじゃ!」
「・・・姑根性、お疲れ様ですー。」
 
 
とことん相手にしない主に、リリーが口を出した。
「主様、元様の懸念は、確かに想定して対処すべき事ですわ。」
ヘ? と、驚く主に、今度はリリーが語る。
 
「裁判にも関わっていた頃の経験から申し上げますが
 レイプや痴漢などの性犯罪が、親告罪なのを良い事に
 中にはフラれたなどの腹いせに、でっち上げをする女性もいるんです。
 次期様がそういう事に巻き込まれないとも限りません。」
 
「ああー、なるほどー!」
犯罪系の話になると、イキイキとする主。
 
「それに、今後の主様方の結婚はどうなさるおつもりですか?」
このリリーの質問に、ジジイと主は顔を見合わせた。
 
 
「私はババアだから、考えた事もなかったわー。」
「わしも、せいぜい覗き見ぐらいで満足しとったから
 家庭を持つ事など、想像もせんじゃったのお。」
 
ロクでもない犯罪告白に、ドン引きする主とリリーをよそに
ジジイは考え込みながら続けた。
「しかし、ここは原則 “ひとり” じゃからのお・・・。」
 
「でも、そういうのは人権上、無理っぽくないですかー?」
主の意見に、リリーが補足をする。
「ここは表向きは、税金でまかなっている元犯罪者厚生施設ですから
 住人たちには、その “ひとり” の原則は適用できますし
 長老会所属の者たちは、館以外へと所属替えをすれば済みますけど
 管理人である主様は、どうしようも出来ませんよ。」
 
 
「ううむ・・・。」
話が意外な方向にいって、悩みまくるジジイ。
グリスは主・命だから、他のおなごとの結婚の心配はないとは思うが
グリス以降の主をどうするか、じゃなあ・・・。
 
「じゃあ、性犯罪冤罪の回避の件も含めて
 グリスを交えて、話し合う事にしましょうー。」
こと館の事となると、主も苦手分野とか逃げてはいられないらしい。
 
「でも、何かうっとうしい予感がするので
 冤罪うんぬんは、ジジイとリリーさんとで
 前もってグリスに忠告しておいてくださいねー。
 私が加わるのは主の結婚設定のみ、という事でよろしくー。」
 
ああ、やっぱり逃げれる部分は、とことん逃げる気だ・・・
ジジイとリリーは、同時に同じ感想を思った。
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 22 12.1.11
       かげふみ 24 12.1.17
 
       かげふみ 1 11.10.27 
       カテゴリー ジャンル・やかた
       小説・目次 

温暖化

地球温暖化は、ないと思う。
この私説のソースもない。
 
勘のみで!!!
 
なあに、私の勘もそうバカには出来んぞ。
目=悪い 耳=悪い 口=悪い 性格=悪い 頭=悪い 顔=悪い
と、3重苦どころじゃない、能力の持たなさなのだから
根拠のない勘ぐらい、少々冴えていたとて良いではないか。
 
 
もう、初手から話がオカルトもどきになってしまっとるが
私が生きてきて学んだ事を、ここに遺したい。
 
 歴史が動く時は、誰かが儲かる時
 
何かもう、人類の足跡、全部これっぽい。
誰かが陰でコソコソしている気配がするから
何につけても、陰謀説が出てくるんだろうけど
実はそれが儲け話だった、じゃ、巻き込まれる平民は悲しすぎるから
壮大な闇の組織が地位と名誉をかけてうんぬんお金じゃないのようんぬん
・・・てな感じで、世間は無理やり納得させられるんだと思う。
 
 
温暖化をTVでしきりに言い出した時に
今度は何なんだろう? と思っていたら
「原子力発電はCO2を出しません」 だろ。
 
そんで、エコエコオール電化エコエコオール電化と騒ぐ。
これはもう原子力利権だと、すぐわかるよな。
 
そもそも原子力ってさ、日本にとっては石油代替だったと思うんだ。
何で原子力を選んだか、っちゅうと、これも私の勘のみで語るけど
 
 
日本には、“非核三原則” っちゅうのがあって
「つくらない 持たない 持ち込ませない」 だっけ?
そういう、“暗黙の了解” があるんだ。
 
うん、確かこれは法律ではなかったはず。
調べるのが面倒なんで、そこのおめえにパス!
 
先進国で核なし、これさ、国としてはすげえ地位が低いと思うよ。
皆、斧を持ってるのに、何で俺だけカッターナイフしかも小? みたいな。
 
よって日本としては、技術の高さでアピールしたいがために
“核の平和利用” と銘打って、原子力発電に力を入れたわけだ。
 
とか言う話に、世間ではなってるけど
実際は、いつでも核兵器を作れるようにしておきたかったんだろう。
いや、そうじゃないと困る。
そんぐらいの狡猾さがないと、世界と渡り合えないよー。
 
 
その原子力の芽が潰れた今、ちょっと文句を言いたくねえ?
原子力はクリーンなエネルギーです、って
最低最悪に世界を汚してしまったじゃないか。
 
自民党の原子力推進は、核保有の思惑もあっただろうけど
民主党のCO2削減は、原子力推進による利権目的のみだったわけで
何だか余計にタチが悪いよな。
本気でクリーンだと思ってたとしたら、手に負えない花畑脳だし。
まあ、私が売国奴嫌いだから、民主党のする事は全部嫌いなだけだけどさ。
 
 
あれ? 話が逸れてるよね?
元に戻して、何で温暖化じゃないか? っちゅうと
いや、知らんよ、温暖化してるかも知れんけど
それは人間にどうこう出来るレベルじゃない、と思うんだ。
 
それを真剣にどうこうしよう、というヤツらは
利権狙いか、マジで洗脳されてるのかのどっちかだと思う。
 
 
気温の上昇やオゾンホールなどは
すべて、太陽の状態が影響を及ぼしている気がする。
何か、言ってる順番も違うと思うんだ。
 
オゾン層に穴が開いたんで、UV-Cまで入ってくる
 → 太陽から何かビームみたいなんが出てるらしいけど
   それで穴が開いたんじゃねえの?
 
CO2が増えて気温が上がって温暖化
 → 太陽が熱く?なったんで、気温が上がってCO2が増えたんだろ
   CO2排出量のトップは海水の蒸発だってよ。
 
 
CO2排出量について調べてみたら
日本の場合、産業によるものが大部分で
一般家庭での排出量は、全体の1割程度なんだよ。
 
これを減らそうとすると、資本主義日本の
経済基盤を崩す事になりかねず、ものすごく心配。
 
日本のCO2排出量を見たら、世界60ヵ国で5番目に多いんだけど
トップ2のアメリカと中国が抜きん出てCO2ハアハアで
日本は世界1位のアメリカの5分の1なんだ。
 
んで、“1人あたりのCO2排出量” に換算すると
日本はちょっと数えられないぐらい低い。
そう、何位か書いてないんだ。
エコエコ言ってるサイトは、こういう日本が立派なとこは
きちんと書いていないのは何でだよ?
 
私が見たのは、2004年度のデータで
2008年は、相変わらず世界では5位だけど
日本のCO2排出量は、2004年より3%減っている。
2009年も5位だけど、更に2008年より2%減っている。
 
で、2010年は “過去最悪” なんだと。
これ、日本あんまり関係なくねえ?
 
えっらい日本が悪者のように言われてる印象なんだけど
ほんの少し調べただけで、あれえ? となるんだよー。
 
ひでえ事を言うけど、エコエコ言ってるのは
騙されやすいお人好しな日本人と
世界でも、クジラを食うのは野蛮、とか
地球の気をめぐらせて瞑想を、とか言う変わり者だけじゃねえの?
 
 
ちょっと考えてみたんだけど
陸地は海に浮いてるわけではないよな。
だから、氷が溶けてもコップから水はあふれない説は当てはまらない。
氷が溶けると、海面は上昇するはず。
 
でも、暑いなら海水はどんどん蒸発するわけじゃん。
海水面、そんなに上がらないと思うんだ。
 
んで、暑くなるって、世界が熱帯に近づくわけだろ。
熱帯って湿気凄いよね。
雨林も凄い。
なのに世界の砂漠化って、湿気どこに行くんだろう?
 
どうも深刻な問題は、温暖化じゃなく砂漠化の方だと思うんだけど
砂漠化の理由って、気温の上昇だけにあるわけじゃないよな。
 
暑くなって豪雨になると、河の氾濫等で地面が削られて
土部分が流されて砂漠になる、と聞いた事があるけれど
もしかしたら、地球って表面全体に薄っすらと水が張られた状態へと
向かっているんじゃないんか?
 
 
だったら、人間はそれに合わせて生活を変えるべきで
温暖化を止めようとするのは、やっぱりムダだと思うんだ。
 
努力は何でもムダじゃないかも知れないけど、温暖化の場合
努力を推すヤツは儲けて、実際に努力をする平民は苦労するのみだろ。
そういう協力は、したくないなあ・・・。
 
と言う事で、私は温暖化は放置。
ただし、必要以上の森林伐採は控えてほしい、ぐらいかな。
消費は経済活動なんで、遊びやムダは大事にしたい。
 
 
星はどんどん熱くなっていって、最後は爆発して
すべてを吸い込むブラックホールになって消滅する
と、理科で習った記憶がある。
 
アホウなガキだった私は、その時に
私が掃除させられる教室の、後ろの隅にでも
ブラックホールが出来て、ゴミを吸い取ってくれよ
と思ったが、そんなん出来たら自分も吸われて死ぬっつの。
 
 
そんな事はどうでも良い。
要するに、世界的な気温の変動って地球の老化じゃねえの?
と、利口なオトナになった今、思うんだ。
 
人間、日々体調が違うのに
地球だって体調不良の時もあるだろうて。
そもそも、台風の対応だって出来ないのに
温暖化とか寒冷化をどうにか出来るわけがねえ。
 
私は今、ガリレオぶっている。
「それでも地球は老いている」
 
 

評価:

ナシカ


¥ 15,700

コメント:日によって未確認非行物体が出る場合がある、という設定にしてくれたら楽しいと思うんだ。 それも球体型や葉巻型とか色々あって、円盤型が編隊を組んでいたら大当たり、とか。 見つけたらデジカメで激写! なんて熱くなれると思うんだ。

かげふみ 24

翌日の午前中に、さっそくジジイとリリーは
性犯罪冤罪や女性とのトラブルについて、学習室でグリスに講義をした。
グリスは熱心にノートを取りながら聴いていた。
 
「・・・と、このような事例が現実に起きております。
 これらは交通事故と同じで、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。
 自分に落ち度がなくても、被害に遭う可能性もあるのです。
 だから常日頃から、自分のお立場を自覚し
 充分に注意して、節度ある言動をなさいますように。」
 
「ありがとうございました、リリーさん。
 とてもわかりやすくて、勉強になりました。
 そんな可能性には気付かずに、皆さんに接していました。
 今後は気をつけすぎるぐらいに気をつけようと思います。」
 
礼儀正しく頭を下げるグリスに、ジジイが訊いた。
「おまえは、自分が格好良いと思った事はあるかね?」
「・・・いえ、主様に避けられているので
 とてもそんな自信は持てません・・・。」
 
 
ああ・・・、主様の予想通り、
どうしても主様が嫌がる方向へ話がいくわね
リリーは内心、そう思った。
グリスと話すと結局は必ず、主様が主様は主様に、なのだ。
 
気のない相手からの、そういうアプローチは確かにうっとうしい。
だけど主様はそれもお仕事のひとつだし、とリリーは冷たく流していた。
 
 
「元様、次期様、魅力というものは人それぞれの嗜好がありますので
 自己判断は意味を成しません。
 相手に勘違いをさせない、ふたりきりにならない
 特別扱いをしない、心身共に距離感を保つ
 そういう具体的な対策を講じてくださいね。」
 
リリーの冷徹な口調に、ジジイは救われた。
ジジイはグリスの事となると、ついつい感情に流されがちなのだ。
 
にしても、うちの女性陣は冷めたすぎるのお
やはりわしぐらいは、グリスの気持ちをなだめてやらねば。
ジジイは、早々と自分の力不足を棚上げした。
 
 
その日の午後は、今度は4人で会議である。
執務室のソファーに座って、ああでもないこうでもない、と話し合った。
 
「この問題って、私の死後この館がどう変わるかに掛かってきますよねー。」
「主様! そういう事は・・・。」
グリスの横やりに、主が怒るかと思ったら
やけに優しく諭すように話し始めたので、驚くジジイとリリー。
 
「いいですか、グリス、これは大切な事だから心して聞いてくださいー。
 この館の改革は、私の死をもって完了する予定で進められているのですー。
 不吉な話題でしょうが、避けては通れない事なのですよー。
 私は、私の死後の館をあなたに任せるつもりなのですー。
 私のこの願い、聞いてくれますねー?」
 
 
“敬愛する主様のお願い” という、卑怯な手を使い
うっとうしい心配を封じる主。
グリスはその汚い手段に、まんまと騙される。
 
「はい・・・、私情をはさんで申し訳ありませんでした・・・。」
反省するグリスに、主は続けた。
 
「予定では、“宗教ではない宗教の館” ですー。
 それを前提にすると、管理者を “神官” にするのはどうでしょうー?」
 
 
「神官かね!」
長老会メンバーたちは度肝を抜かれた。
館での4人の話し合いでは、良い案が他に出なかったので
とりあえず長老会会議に掛けたのである。
 
「はいー。 何せジジイとババアだったんで
 主の “結婚” という項目までは、考えが及びませんでしたー。
 でも、この問題、ものすごく重要だと思うんですー。
 管理者だけが館に家庭を持つわけにはいかないでしょうー?」
 
「・・・そうですよね・・・、想定外でした・・・。」
「確かに、館で家庭を持つのは厳しいな。」
「神官だったら、独身を貫く、という掟も可能ですよね。」
「しかし、そうなると途端に宗教くさくなり過ぎるのがなあ・・・。」
ザワめくメンバーたち。
 
 
恰幅の良い紳士が問題提起をした。
「ひとつ問題点があります。
 州の公共の施設を宗教化しても良いのか、です。
 あの館は、今後も元犯罪者の厚生施設でなければならない。
 そこに宗教を持ち込んでも良いものでしょうか?」
 
「だからこそ、主の偶像化をするのでーす。」
リオンがケーキを食べながら言った。
 
「あんた、いつ見ても何か食っとるのお。」
「重責を担ってるんで、ストレスが多いんでーす。」
ジジイの突っ込みを、サラリと流すリオン。
 
「それより、主の偶像化とは何かね?」
メンバーたちが一層ザワめきたった。
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 23 12.1.13
       かげふみ 25 12.1.19
 
       かげふみ 1 11.10.27 
       カテゴリー ジャンル・やかた
       小説・目次 

アニソン

“アニソン” って何? 兄Son? とか勘違ごうておった私は
結局、ROCK 08.7.4 である。
 
だが最近YOUTUBEを観ていて、つくづく思うんだが
ビジュアルも成りきってないと、イヤ!
 
 
音楽で大事なのは音である。
それはわかる。
音楽なんだから、音!
 
でも歌は、歌詞も曲も大事。
そして、その世界観も大事だと思うんだ。
 
 
マリリン・マンソンなんか、その点さすがだよ。
顔のつくりとかじゃねえんだよ
世界観を己の全身で表現しようとする心意気なのだ!
(これ、よく読めば凄え失礼)
 
戦隊もので言うと、おめえどう見てもイエロー系だろ、というヤツが
レッドやブルーの格好をしていても
そのなりきり率で、感動すら与える場合もあるのだ。
(更に失礼に無礼のトッピング)
 
もう、あっちにもこっちにも敵を作るような事を言っとるが
とにかく私の聴くジャンルの音楽は、見た目でも表現して欲しいのである。
 
 
特にアメリカ系のデスメタルに言いたいが
ヒゲもじゃのハーレー乗りのような風体で
「おまえを呪い殺す」 とか言われても
おめえならこん棒で撲殺した方が早くねえ? としか思えない。
 
ほんと、YOUTUBEは罪も大きいよ・・・。
好きなバンドが、あんな野郎だったなんて・・・。
 
Tシャツはやめろ!!!
そのTシャツが、たとえ数百万円しても
TシャツはTシャツなんだよ、ホリエモンーーーッ。
 
私の好むジャンルの音楽のステージに普段着は認めねえ!!!
 
 
とか怒髪天を突いていたら、偶然にも素晴らしいPVを見つけた。
多分、“ローズ” あたりで引っ掛かったんだと思うが
ローゼンメイデンの主題歌。
 
凄いな、この作り上げ。
惚れ惚れするよ。
正直、ダウンロードした!!!
 
 
と言う事で、最近はボカロにも手を出している。
もう、主張がない選曲。
 
まあ、ジャンルはそこまで気にしなくなったし
と言うか、デスメタル自体、興味がない人からは笑えるだろうし
アニソンもボカロも良いではないか。
 
 
ただ、ひとつ言いたい。
ゴルゴの主題歌は、何であんなに関係ない歌ばかりなんだ?
だからアニメ自身も振るわないんだよ!
 
利潤目的のみのタイアップ主題歌なんか付けんと
アニメの世界観を大事にした曲を作れ!
 
そして北斗の拳のエンディングは、子供ばんど最強!
 
 
私が頑なに顔出しをこばむ理由は、この記事にある。
“イメージ” って凄く大切だろ。
 
誰にでも1度はあるはず。
良いな、って思っていた人のビジュアル大外し。
 
皆、アニメの声は絵の人が喋ってるんじゃないんだよ
マンガは登場人物が描いてるわけじゃあない。
 
同僚のプライベート服がV系でも
制服を脱いだら下着がビッチだったとしても
背広を脱がせたら、毛むくじゃらでも
帽子を取ったら後光が差してても
メル友が画像加工の達人だとしても
許してあげられるなら、それに越した事はない。
 
だが、私はきっと残念がられると思うんで
顔出しNGなんだ。 ほほほ
 
 
・・・言ってて思ったけど、別にこのブログの記事、
美しいとか、優しいとか、1個もねえよな。
逆にドス黒い事ばっかり言ってて
悪どさ的には、ビジュアル通りかも知れない・・・。
 
・・・そういう納得のされかたもイヤ!
 
 
 

評価:

パナソニック


¥ 79,800

(2003-07-01)

コメント:まさかMDが数年で消滅するとは思わなかったYO!!! 私、カセットやCDを全部MDに落としてたんだよーーーっ。 何だ、このプレーヤーの価格は。 家電業界って時々こういう夜逃げ商法をするんで困るよなあ・・・。

かげふみ 25

「館はあくまでも公的施設でーす。
 我が国では政教分離の原則はないとは言え
 あからさまな宗教はいただけなーい。
 ですから、情に訴えるんでーす。」
 
紅茶をひと口飲み、続ける。
「暗い過去を持つ館を改革し、住人たちの心を救った “英雄”、
 主をそれに仕立て上げるんでーす。
 ひとりの人間を、“恩人” として奉るのは
 各地によくある話で、しかも非常に道義的でーす。
 神を信仰するのではないので、宗教ではありませーん。
 一般民衆の共感も得やすいでしょーう。」
 
 
「なるほど、見事な心理誘導だな。」
将軍がつぶやいた。
 
「そうですね、それなら公でも可能ですね。」
「しかし、“神官” ですぞ?」
 
「そこは言い方じゃないですかな?
 “生涯独身だった主に敬意を表して、館の管理者は独身を貫く”
 と義務づける、というのはいかがですか?」
白髪の紳士が落ち着いた口調で発言した。
 
「「「 おお!!!!! 」」」
メンバーが一斉に、同調した。
 
「それが良い! ゲン担ぎのようなものだし。」
「伝統は重んじるべき、という我が国の風習にも合う。」
「これで決定ですね。」
 
 
会議室の空気が一体になったのをブチ壊すのは、いつも主である。
「あのー、ちょっと良いでしょうかー?
 ごく一部には、崇拝者もいますが
 どう自分に甘く見ても、“偶像” まで行けないと思うんですがー。」
 
「それはあんたの死後にするから大丈夫じゃろう。」
失礼な事を見事に言いたれるジジイに、将軍がもっと無礼な異議を唱える。
「ですが、捏造にも限度がある事ですし
 主には今から言動を控えていてもらわないと。」
 
「その事なんでーすがあ。」
リオンが再び提案をする。
 
「主の毎日の演説は録画されていまーす。
 これは後々の良い材料になりまーす。
 それだけじゃなく、仕事中などの普段の姿も映像に撮るのでーす。
 我々はそれを、切ったり貼ったり塗ったり削ったりして
 美しい記録として残せば良いのでーす。」
 
 
メンバーのひとりが、ダンディー紳士に耳打ちした。
「いやはや、貴殿のご子息はヤリ手ですなあ。
 先が楽しみですな。」
ダンディーは いやそんな、と恐縮しながらも、少し気落ちした。
 
代々市会議員を務めてきた我が一族だが
私にその才はなく、弟がその役目を肩代わりしている。
その弟も、そろそろ引退すると言っている。
 
弟の息子たちは、私似で政治家には向いていない。
逆に私のこの長男が弟にそっくりだ。
弟の跡は、多分この息子が継ぐ事になるだろう。
血というものは時折、奇妙な遺伝をするものだな・・・。
 
ダンディーの生真面目で心優しい性格では、その “才” が
非情で不道徳なものに思える事も、ままあったのだ。
 
 
「では、早速カメラマンを手配しよう。」
そう話がまとまりそうになった時に、主が慌てて制止しようとした。
「ちょ、やめてくださいよー!
 一日中カメラに追われるなんて、冗談じゃないですよー。」
 
「きみが素で偶像になれるぐらいに好人物だったら
 こんな予算も手間も掛けずに済んだのだがね。」
「うっっっ・・・。」
メンバーのその容赦のない批判に、主は反論の言葉も出なかった。
 
 
「では、そういう事で・・・」
「ちょっと待ってください!」
 
会議を締めようとする声を遮ったのは、意外な事に
主の死後の話にしょぼくれて、ずっと無言でいたグリスであった。
 
「何かね?」
長老たちは、グリスに優しい。
 
「カメラマンは女性にしてください!」
 
「「「「「 !!! 」」」」」
 
その言葉に、メンバーたち全員が意表を突かれ
主は瞬間だけ、嫌な顔をしたが
すぐさま長老たちに納得されたので、その願いは聞き届けられた。
 
 
この会議でグリスは発したのは、このひとことだけだった。
 
 
 続く 
 
 
関連記事 : かげふみ 24 12.1.17 
       かげふみ 26 12.1.23 
 
       かげふみ 1 11.10.27 
       カテゴリー ジャンル・やかた
       小説・目次 

1 / 212

Home > アーカイブ > 2012-01

フィード
メタ情報

Return to page top