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2010-08

パソコン強制初期化 1

皆様、パソコンがーパソコンがー、と
度々ブログ更新を中断させて、まことに申し訳ございません。
 
が、今の私は正直、八つ当たりしたいほど心がすさんでおります。
ほんと、今回も痛い目に遭いました。
もう、ギャフンだよ。 ケチョンケチョンだよ。
 
何、わけわからん壊れ方をしとるんだよ?
パソコンって、本当にこういうものなのか?????????
 
 
ここ2週間ぐらいの間に、うちのパソコンは突然
↓ こういうお知らせが出て
 
 
 
↓ こういう状態になる事があった。
 
 
 
このデスクトップ、私式ではない。
私はデスクトップにアイコンは置かないし
ましてや画像なんぞ、貼らない。
そんな潤いなどいらん!
つまり起動時に、強制的に初期化?されるんだ。
 
 
で、一度は専サポがどうにかしてくれたんだけど
数日後に、今度はフリーズしてくれたんだ。
 
専サポにメールをすると、タスクバーで右クリックと
Ctrl + Alt + Delete を5分置きに交互にしろ
と返信が来て、素直にその作業を繰り返した。
 
で、30分ぐらいして、ふと気付いたのだ。
私が押していたのは、Delete ではなく
Back Space だったのである!!!
 
この30分に私が必死にやっていたのは
Ctrl + Alt + Back Space だった・・・。
 
 
まあ、30分で気付いて良かった良かった。
とにかくデリートってどこ? と
キーボードを端からガン見して、探しまくり
ようやく見つけた時に、タイミング超極悪に
専サポから、どうなりました? の電話が入った。
 
「えーと、カーソル、アルト、デリートをさ・・・」
何も考えずに口にする私が、ここまで言ってふと思った。
バックスペースの事は、言わない方が良いんじゃないか? と。
 
すると、専サポがイラ立ったような声で
「Ctrl! (すまん、また読み方を忘れた。)
 オルト! デリートが何ですって?」
 
その口調に、あっ、更に違う方面でも間違ってた!
と、血の気がザーッと引いた私は
もう、大慌てでその3点をガシガシ押しまくりながら言いつくろったさ。
「いや、今連打してるんだけど、どうにもならなくってー!」
 
これも余計に火に油だったらしい。
「連打しないでください!!!」 と、怒鳴られた。
 
 
んで、何とかネットには繋げられたんだけど
それで普通に使うのも不安があるみたいなんで
速やかに電源を落として、専サポ待ちになった。
 
いっつもいっつも全任せは悪いなー、と
珍しく殊勝な気持ちになったんで
電源を落とす前に、調べてみた。
 
すると、教えて具ーに、強制初期化の質問が載ってて
ウィルス感染とか言われていたんで
その方向で調べて、URLをメールしてみた。
 
書いてて今気付いたけど、この推測が正しかった場合
ウィルス感染したパソコンからメールを送るって
ものすごくダメじゃないか?
私、何でこうなんだろうな・・・・・。
 
 
その後専サポが来てくれて、何かしてくれた。
私のウィルス説は即却下されて、かなりムカついた。
却下理由は、私のウィルス防御ソフトはカスペルスキーなんだけど
それがウィルスを感知していないからだそうだ。
 
カスペルがウィルスと認識していないかも知れないじゃないか
という反論も即却下されて、かなりムカついた。
理由も教えられたかも知れないけど、覚えてねえよ。
私の説だから却下したんだろ! とヒガんで
心の雨戸を閉めたからさ。
シャッターじゃなくて雨戸さ。 ババアなんだから!
 
 
専サポが予想している原因は、データのバックアップ。
 
DVD-RW?にコピー?する方法は
何度聞いても覚えられない難しい作業で
どっかにある何かのソフトを起動して、コピー?したいファイル?を
クリックしていくやり方で、そんなん私に出来るわけがねえだろうが!
 
と荒れ狂ったら、専サポがUSBの棒を買ってきてくれた。
これでドラッグ&ドロップで、楽々コピー?できるらしい。
どうもありがとう! と、しょっちゅうコピー?してたせいだと。
 
えーと、コピー?の時だか、ドラッグ&ドロップの時に
ハード?を動かす?のが悪い?
ハード?は、パソコン起動時ぐらいしか動かないから壊れた?
 
何かそういう事を言われたので、激怒したさ。
じゃあ他の人はバックアップはどうしとんのかい
起動時にそんなロシアンルーレットが行われとるんかい!
 
 
もう、何かよくわからんけど、結論として直ってないんだ。
専サポには原因不明だから、直せないんだって。
 
今後の対応をどうするのかは、更に怒られる出来事があって
どうしてもグチグチ言いたいんで、2に続く。
 
 
パソコン起動時に、アカウントが消滅してしまうこの現象
心当たりがある人、何かヒントを頼む。
専サポにそれとなく言うからさ。
そんでまた却下されて、険悪な雰囲気になるのさー。
 
 
心配してくれた方々、どうもすみませんでした。
フォローしてくれた管理人ぷらちッ、どうもありがとう。
 
できるだけ、いつものペースを保つつもりですが
万が一は、ほんとすみません。
 
そんで、明日もグチを聞いて!
 
 
関連記事: パソコン強制初期化 2 10.8.3   

パソコン強制初期化 2

さて、原因不明のパソコントラブル。
専サポの対応策としては、リストア?をしたい、と。
 
しかし私のパソコンをリストアするのは
1ヶ月以上掛かるらしい。
何か知らんけど、プログラムがいっぱい入ってるんだってさ。
 
私が実際にやってるのって、ブログ書いて
たまに化粧品チェックやショッピングぐらいで
このパソコンの機能の6%ぐらいしか使ってないと思うのに
いつの間に誰が何を入れてるんだよ?
 
何だ? パソコンのプログラムというのは
ちょっと目を離していたら
勝手に増殖する不法滞在者のような仕様なんか?
(不適切な表現がございました事を、深くお詫びいたします。) 
 
 
1ヶ月もパソコンを使えないのは困る、と嘆いたら
セカンドでノートパソコンを買え、と言われた。
 
TVも地デジタイプのに替えたばかりで、無理!
だけどこのパソコンも、もう無理! なんだと。
 
 
もうしょうがないよな。
故障でブログを休む事も増えたし、潮時なのかも知れない。

パソコンが引退するか、私が引退するか、っちゅうたら
そりゃ世界の願いは、私の引退だろうけど
問答無用でパソコンに身代わりになってもらうに決まってるだろうが!
 
 
私が観念したのを感じた専サポは
こういうとこが神経を逆撫でしてくれるんだけど
ちょっとウキウキして、どういうのにしますか? と
早速ノートパソコンのサイトみたいなんを出してさ。
 
私のパソコン使用法なんて、ブログぐらいだし
メンテ修理その他はどうせこいつがするんだから
「出来るだけ安いのなら何でも良いよ」 と答えた。
 
すると、とても楽しそうに、「パソコンで何をするかによるんですよねー」
とか、未来の希望を語る語る。
おめえが買えよ! んで、それを貸せ! 無期限で!
(これを寸借詐欺という)
 
 
「パソコンで主に何をやってるんですか?」
と一番答えたくない事を訊かれたので
動揺しつつも、脳内をフル回転させた。
 
こいつにだけは、私のブログの存在を知られちゃならないので
「うーん、インターネットかな。」 と答えたら
(脳みそ最大出力で ↑ この答・・・)
明らかにイラッとされた気がしたから、慌てて
「ネットショッピングとか!
 あっ、そういやパソコンの希望、あった。 速いのを頼む!
 ほら、アマゾンとか重くて困るんだよ-。」
と、話題を逸らすためにも、アマゾンのページを開いた。
 
 
・・・アマゾンってさ、親切のつもりか知らないけど
“最近チェックした商品” ってのが出るじゃん。
出たんだよ、ズラリと!
 
レッグマジック、ヒップシェイパー、レッグクィーン・・・。
 
もう、何をしちゃってくれてるんだよ?
空気を読んでくれとは言わないけど、ちっとは控えてくれよ
更に誤魔化さなきゃならん事が増えたじゃねえかよ!!!!!!!
 
 
案の定それを目撃した専サポの顔が、もんのすごーーーく引きつってて
私、ものすごくエマージェンシーーーーー!!!
 
他のページに行こうと焦るあまりに
どんだけ慌ててるんか、マウスを掴めず転がしたところで
専サポが横からそれをワシッと握って
ページをスクロールして熟読しやがった。
 
私、終わった・・・、と本気で涙目。
お年寄りが半泣きだというに、一切動じない専サポは
予想通りの説教をたれてくれたさ。
それがまた、反論するところが1mmも見当たらない正論、ときたもんだ。
 
「何ですか?
 あなた、お金ないお金ない言ってるくせに
 こういう、なくても良い器具を買うつもりなんですか?
 運動したいなら、歩けば良い事じゃないですか。
 いつもパソコンが壊れたら、えらく焦ってますよね?
 だったら、どっちが優先順位が高いかわかってますよね?」
 
軽蔑の眼差しでギッと睨まれて
そこで顔に出したつもりはないんだけど
私の顔を見た専サポが、あっ! という表情をし
「買ったんですね?」 と、叫ばれたよ。
もう、こいつ恐えよ、何でわかるんだよ?
 
 
・・・・・そう、既に買ってるんだ・・・・・。
組み立ての時のネジ切りが出来ずに、寝室に積んであるんだ。
 
専サポは激しく罵りながらも、組み立ててくれたよ。
お礼は言いたくない。
何でここまでケナされるんだ? というほど罵倒されたもん。
 
でも一応オトナなんで、深々と土下座して言ったさ。
どうもありがとうございます。
 
 
いや、ちげーよ、ほんと切羽詰って買ったんだってばー。
歳を取ると、足腰が弱くなるだろー?
ウォーキングとかすりゃ良いんだろうけど
ほら、ゲリラ豪雨だし、この辺は治安が良くないしー。
 
こういうバカ丸出しの言い訳も、まるで聞く耳を持ってくれずに
専サポのノートパソコン選択の基準が緩くなっただけだった。
「そういうのを買う余裕があるのなら
 パソコンの方もどうにかなりますよね。」
 
レッグマジック、14800円なんだが
パソコンもそのぐらいで済むんかのお?
 
 
はあ・・・、パソコン、買わにゃならんのかー・・・。
パソコンショップになんか行きたくない、と渋っちゃったんだが
まさかいきなり現物を持って来ないだろうな?
恐ええええええ! 不安で眠れない日々に突入!
 
高価なものなのに、何でここまで他人任せなんだ、と怒られそうだけど
パソコン本体には、とことん興味がないんだ。
むしろ、嫌いなんだよ。
 
すぐ壊れるし、しかもわけわからん壊れ方をするし、あげくに直らないし
私の守備範囲の物体じゃねえよ、パソコンはよー。
 
パソコン好きの専サポも、私クラスのド素人に
あれこれ口を出されたくないだろうし
また、何か希望があったとしても
絶対にムチャな事しか言わない自信があるので
全任せにするのは、逆に己をわきまえている証拠、というわけだ。
 
 
とりあえず今は、このパソコンを騙し騙し使うんで
ブログの更新がない時は、ああ・・・ と思ってくれ。
 
レッグマジックの使用報告は、もちろんする。
1ヵ月後ぐらいが良いかな。
 
 
関連記事: パソコン強制初期化 1 10.8.2   
       レッグマジックX 10.8.13  

黒雪姫 9

バキーーーッッッ!!!
 
「また黒雪姫が寝返りで壁を蹴り破ったぞ!」
最近の定番の目覚ましは、黒雪姫の起こす轟音である。
 
「うーん、この音でも起きないとは・・・。」
「足、痛くないんじゃろうか?」
「ある意味、大物じゃよな。」
「実サイズ上でもデカいと思うが。」
「文字通り大物、と言うべきじゃな。」
小人たちが、大口を開けて爆睡している黒雪姫を囲む。
 
 
「にしても、最近ちょっと女性に見えないか?」
「見慣れただけじゃろう。」
「最初は野人だと思ったほどだったからのお。」
「汚れでナチュラルな迷彩色になっとったしのお。」
「今は毎日風呂に入って、栄養も行き届いているものなあ。」
「ああ、わしらをコキ使ってな・・・。」
 
小人たちはヤレヤレと溜め息をつき、散会した。
 
 
昼過ぎにドッカンドッカンと爆音がするので
何事かと集まってきた小人たちの目に映ったのは
大槌で壁を叩き壊す黒雪姫の姿であった。
「!!!!!!!!」
 
「あ、あんた、何をしとるんじゃね?」
小人のひとりが慌てて止める。
 
「ん? 今朝、また壁が壊れてるのを見つけたのよ。
 もう古いようだし、修理ついでに増築しようかと思って。」
 
 
それはあんたが蹴り壊しとるんじゃ!
 
小人たちは全員、心の中で叫んだが
寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろ
誰もあえて波風を津波にはしたくない。
 
それに、小人たちも寝ていて
いつ黒雪姫の腕や足が飛んでくるかわからない恐怖があるので
部屋が広くなるのは賛成であった。
 
と言うか、いつまでここにいるんだろう?
小人たちの胸中には、常にモヤモヤした疑問が渦巻いていた。
 
 
「この際、家の増改築をとことん
 あの怪力女にさせようじゃないか。」
小人のひとりが提案した。
「うむ、食費も光熱費もバカにならんしな。
 その分の労働はしてもらわんと。」
 
小人会議の決議案を黒雪姫のところに伝えに行くと
黒雪姫は快諾してくれた。
「うん、いいわよー。 私がやる気の時ならねー。」
 
 
「おい、だったらやる気がない時は何もしない、って事か?」
「知らんよ、本人に訊けよ。」
「どこに地雷があるかわからん巨人にか?」
 
固まってボソボソと小突き合う小人に、黒雪姫が叫んだ。
「おーい、お茶ー。 あと茶菓子ー。」
 
「はーい、わしがー。」
「あっ、卑怯な! そっちはわしがやる。」
「あんたは黒雪姫に詰問せえ。」
「いや、わしが茶を淹れる。」
「何じゃと! 自分ひとりおべっかか!」
 
小人たちは団子状に押し合いへし合いしながら
台所になだれ込んで行った。
 
 
・・・茶ぁぐらい、ひとりで淹れられないのかしら
何でも皆で一緒に仲良くやりましょー、ってか?
まったく、人間と違って妖精はノンキで良いわよね。
 
黒雪姫は呆れたが、この家で一番ノンキなのはこの女であった。
 
 
 続く
 
 
関連記事 : 黒雪姫 8 10.7.26
       黒雪姫 10 10.8.6
       
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       黒雪姫 1 10.7.5  

本当は恐い聞き間違い

自称天然ちゃん等の、ちょっとおっちょこちょいな あ・た・し ☆彡
という武器にされやすい、“聞き間違い”。
 
そういう事を気軽に利用していると、痛い目を見るぞ。
だってこの聞き間違い、万が一がひそんでいるかも知れんのだから。
 
 
“静寂な雑踏”(05.12.1) を書いた時に
難聴をちょろっと調べた。
何と自分が難聴だったからである!
 
私の事だから、調べてもそう大した知識は付かなかったが
今になって思い出す部分がある。
難聴とは関係なさそうな、“聞き間違い” の項目。
 
最近、聞き間違いをする事が増えてきているので
聞き間違いに対する知識が、脳内によみがえり
それがまた、漠然としか記憶になく
あいまいである分、余計に恐怖をあおってくれる。
見えないものほど恐い、ってやつだな。
 
 
最初の聞き間違いは、熊本時代の多分あれだった。
プルサーマル。
今でも頭の字がpuなのかbuなのか、聞き取れないが
始めはこれを、“古沢丸” だと思っていた。
 
そんで家事をしながらニュースのチラ聞きをしてて
どうも原発絡みの話のようで
へえ、日本に原子力の船舶の計画があるんか。
でもそれって、非核三原則に違反するんじゃないんか?
とか、えらいな的外れな感想を抱いていたのだ。
 
この話は、“ファイティング・ニモ” や “養老院サンバ” 
(ファイディング だと、つい昨日知った。 不思議なぐらいにショック。
 養老院は谷村しんじの you rolling thunder? )
レベルの聞き間違いかも知れないけど
しっかり者の私にしては、珍しい事だったのである。
 
それが・・・、この頃は我ながら 「ふざけてんの?」 と
自分の耳に問いたいぐらいに、聞き間違いが多い。
だけどこれは私ぐらいの年齢では、しょうがない事らしい。
 
 
聞き間違いとは、実は耳が悪いわけじゃない。
・・・いや、えっと、耳が悪いんかも知れないかな?
調べたのが5年前で、しかもついでの情報でしかなかったので
ものすごいウロ覚えなんだ。
 
とにかく、“言葉がわかる” っていう仕組みは
耳から入った言葉を、信号化して脳に送り
脳がその信号を解読して、言葉として識別するんだと。
 
聞き間違いは、そのどっかで誤作動を起こしているそうだ。
耳の信号化か、脳の解読か、はたまたその経路での事故か。
 
年寄りになると、どっかが必ず老朽化するので
聞き間違いの頻発も、よくある話なんだけど
若い者がそれだと、何かが異常を起こしているかも
という可能性が出てくるので、Go to 病院 だとさ。
 
 
ほら、“ドジ” ってさ、ものすごく自然体でやってねえ?
生まれつきの人はもちろん、演技でやってる人も。
 
最初は演技かも知れなかったけど、繰り返しやってる内に
自分でも、「私、ドジッ子」 と本気で思い込むようだし
ものすごくナチュラルに、型通りの言動をするようになる。
 
性格は一生変わらない、などと言うけど、これは私も納得の説だけど
“心の底からなりきる” って事は、可能だと思う。
 
本来の自分以外のものに、人はなれる。
自分も周囲も全員騙す、って出来ると思う。
こういういらん面では、人は自分のなりたいようになれるのである。
 
 
だけど、聞き間違いの技はやめとけ。
聞き間違ったら、とりあえず自分を責めろ。
無意識にクセになったらマズい。
 
聞き間違いは、年寄りになるまで封印しとくべき。
年老いたら、TVのニュースが暗号のように聞こえるようになるから
その時までのお楽しみ、で待っておけ。
 
もう、私なんか、「えっ? 今何と言った?」 と
TV画面を2度見する事が、すんげえ増えたよ。
おちおち作業をしつつ、TVを “聴く” 事も出来んくなった。
ひとりマルチプレイが得意だったのに・・・。
 
 
若いヤツで聞き間違いの頻度が多い、ありえない聞き間違いをする
等の症状があるヤツは、速やかに耳鼻科へお行き!

黒雪姫 10

黒雪姫を消して、継母が何をしていたかっちゅうと
お肌のお手入れである。
 
人を殺しといて、しかもそれはこの王国の姫で
それを暗殺したんなら、次にする事は王国乗っ取り!
 
と、普通なら考えるのだが、この継母の関心事は美容のみであった。
ある意味、とても純粋な女性である。
 
 
今日も鏡に向かって、コットンパックなどをやっていたら
鏡が何をヒマしとんのか、口を出してきた。
 
「なあ、あんさん、美容道を追求するのなら
 次にするのは処女をさらってきて、生き血をすする
 とかじゃないんかい?」
 
「はあ? おまえ一体いつの時代の魔物よ?
 血なんか飲んで、何の成分が肌に効くってのよ?
 今アンチエイジングで気になってるのは、EGFなのよ。
 細胞の再生を促がす成分なのよ。
 美容は科学なの!
 最新の情報と、ある程度の知識が必要なの!
 妙なおまじないとかと一緒にしないでね。」
 
「はあ、さいでっかー。
 そりゃえらいすまんこって。
 ちゅうかなあ、お手入れ用に使うんなら
 鏡、別にわいじゃなくても良いんちゃいますの?」
 
 
鏡はあまりの退屈さにイライラしているようだ。
「誰が一番美人かっちゅうのも
 国内の各自治体に調査員を置けば済む話で
 そんなん、お后権限で簡単に出来まっしゃろ。」
 
継母が鏡面をジロリと睨んだ。
「おまえ、バカ?
 調査員を置くなんて、私がそこまで他の女を気にしてる、と
 国内中に言いふらしてるのと同じじゃないの!」
 
「んー、まあ、そうでっけど
 あまりにヒマだと、心がすさむんですわー。
 もちっと自分の存在意義を感じられる場所に行きたいんで
 ちょっとおヒマを取らせてもらえませんかねえ。」
 
「ほっほっほ、心配しなくとも
 おまえの価値は、あたくしが一番よくわかっててよ。
 では訊きますよ。
 
 鏡よ鏡、世界で一番美しいのは だ・あ・れ ?」
 
 
「はあ・・・、最初にこの質問に答えてしもうたのが悪いんやろか。
 このババア、バカのひとつ覚えのようにこれしか訊かへん。
 わい、もっと世界の壮大な真理を知っとるっちゅうに・・・
 ほんに宝の持ち腐れとは、正にこの事や。」
 
鏡はウンザリしながらも、答えようとした。
「それは、お・・・、え・・・? ああ?」
 
鏡が心なしか、青ざめた色になってる前で
継母が被害者意識満載の物語を、脳内でやたら発展させる。
 
「『おえああ』 って何よ?
 『おえええ』 なら、まだ話もわかるけど。
 って、あたくしを見て 『おえええ』 とはどういう事よ!」
 
 
継母が大概にしてほしい動機で激怒しているのに
鏡は引き続き呆然としている。
 
「なあ、姫さん、ほんとに殺ったんでっか?」
「何よ? その証拠にあたくしが美人No.1になったじゃないの。」
 
「そう。 この前はそうだったんでっけど
 今、わいのモニターには黒雪姫が映ってまんのや。」
「何? あのにっくき黒雪姫が生きていると申すのか!!!」
 
鏡は、うーん、とうなり
后はすっくと立ち上がった。
「おのれーーー、許すまじ黒雪姫!」
 
見事に型にはまった悪役っぷりである。
継母には、独創性というものが欠けていた。
 
 
 続く
 
 
関連記事 : 黒雪姫 9 10.8.4
       黒雪姫 11 10.8.10
       
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ぼした祭の記事について

2006年8月25日に書いた “ぼした祭” という記事は
私のブログ記事の中でも、異色の反応を保っている。
 
あの記事での、ぼした祭に関しての私の意見は
「面白い」 という意見なのだ。
“面白い”“興味深い” というのは
私の性格上、最大の賛辞だと言っても差し支えない。
 
それを 「悪意がある」「バカにしている」 と
コメントを書かれる。
違う、誤解だ、と言っても言っても
そういうコメントも読まんと、怒りをぶつけてくる。
 
こんなに褒めているのに、何で怒られるんだ?
まあ、感じ方は人それぞれだからな・・・
そう思って、私なりに誠意を持って対応してきた。
 
 
ずっとこういう姿勢で、やってきたのだが
いい加減、もうほんと何で? と思ったんで
久しぶりに、記事を読み直してみた。
 
・・・確かに、あの記事は
文章の合間合間に、ゲラゲラ ギャハハ などと入れながら読むと
バカにしているようで、とても感じが悪い事に気付いた。
 
いや、どんな文章でもそういう擬音を入れると
満遍なく感じが悪くなるものであるが
何の悪気もなく書いた自分の文章だから
そうでもしないと、悪く取る事が出来なくてな。
 
ましてやあの文章を書いたのが、この純心で上品なわたくしだと
知らない人ならば、悪口だと誤解をされる可能性も大いにある。
 
・・・・・・・・・・・・・・
はあ・・・、こういう時にひとりでやるのに限界を感じるんだよな。
皆、面倒かけてすまないけど
脳内でいちいち、「どこがやねん!」 とか突っ込みつつ読んでくれ。
 
 
とにかく、あの文章では誤解されるかも知れない。
皆、ごめんな。
 
 
今まで気付かなかったんか、と問われると
うん、マジでまったく気付かなかったよ。
と言うか、ああいう言い方が通常状態の私なんだ。
 
この4年で、読解力がレベルアップしたんか
仏になりかけてるんか、わからんけど
自分の荒さに気が付くなど
随分と穏やかになったもんだ、とシミジミ己の成長を感じるよ。
 
騒がせたあげくに、自分だけこうやって悦に入って
おめえ一体どういうつもりだよ? と言いたいだろうけど
これが私なんだよ、ほんとすいません。
 
 
で、祭の記事自体を消す事も考えたけど
そうすると、コメント欄も消滅してしまう。
記事本文を改訂すると、意味が通じなくなるコメントも出てくる。
 
あの記事のコメント欄では
関係者の人やら何人も、きちんとした意見を書いていて
それによって、祭の尊厳が守られている。
 
だから、こうやってリンクを貼って
別記事にしてお詫びをする事にしたのである。
 
コメント欄のある記事の場合は
書かれているコメントにも目を通してから
自分の意見を書くのがマナーだし
特にあの記事は、コメント欄で進化しているので
私のくだらん記事より、むしろコメント欄を読んでもらいたい。
 
それぐらい、色んな人の色んな想いが詰まっているから
それを削除する事は、私には出来んのだ。
 
 
改めて注釈しとくけど
私があの記事を書いたのは、2006年。
私の知ってるぼした祭は、更にその何十年も昔の話である。
文章は頭の悪そうなチャラ男風味だが、実は私は老婆なので
えらい昔の話である事には間違いない。
 
“藤崎宮秋の大祭” がどんな祭なのかは、私は知らない。
そっちは見た事がない。
私が知ってるのは、“ぼした祭” だけである。
 
あの記事に書かれている事は、私が実際に見聞きした事実である。
皆の反応を見ると、多分今の祭は昔とはかなり違っているのだろうな。
と言うか、別物だと思った方が良いのかも知れない。
 
 
ぼした祭に対しての私のスタンスは、正直に言うと
あの記事に書いたような事は面白いと思うのだけど
熊本に住んでいた時は、生活上は迷惑だった。
しかし、“伝統” をなくしてはいけない、という気持ちもあり
中々複雑なものがある。
 
実際に見た祭は強烈だったけど、それは私個人の感情であって
馬をしばこうがさばこうが、悪い事ではないと思っている。
祭って残酷な部分もあるし、それも意味がある事だという認識だ。
 
ここで関係者の人のコメントを読んで
真面目に取り組んでいるんだな、と単純に感心させられたけど
それは私が熊本在住ではないので、他人事でいられるから。
 
あそこまで音も規模も盛大な祭なら、嫌う住人もいてもおかしくない。
そういう人たちとも共存しつつ
伝統を守って、発展していけるように願っているよ。
 
えらいキレイ事で締めてるけど
他にどうせえと言うんだよ? という話である。
 
 
念のために繰り返し言っておくが、私は熊本人ではない。
母方が生粋の熊本人なので、その関係で熊本に住んでいたけど
あの盆地気候と九州男児が合わなくて、熊本の事は大嫌いである。
 
だけど熊本を離れて初めて
熊本の良さというのを冷静に見る事が出来た。
私にとっての熊本を例えるなら
“尊敬しているけど同居はしたくない親” みたいな存在なんだ。
 
熊本も私に住んでもらいたくないだろうから
お互いの利害が一致した、良い関係だと思わんか?
押し付けられた関西は、えらいなとばっちりだろうけど。
 
 
熊本の最大の長所は、規律正しさにあると思う。
言わば、軍人気質なのだ。
これが熊本のものすごい個性で、武器だと思う。
 
単独戦闘タイプの私は、その規律についていけずに落伍したわけだが
熊本すげえな、と心の底から賞賛しているよ。
ぜひ、この長所を全国に知ってもらいたい。
 
 
よって私は、このブログで熊本の記事を数多く書いている。
(いらん世話をせんでくれ、と言いたいだろうけど)
 
カテゴリー 地域 にも、熊本の記事がいっぱいある。
カテゴリー 飲食物 なんか、熊本バンザイ! の記事多数だ。
寄ったついでに、読んでいってくれ。
 
 
関連記事: ぼした祭 06.8.25
 
 
↓ 熊本の河内にある果物屋さんだ。
  河内みかんは日本一の美味いみかんだ! と断言する。
 
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↓  梨も美味い。
 
 梨の田尻園

黒雪姫 11

「何から先にすべきかしら。
 殺害を命じた従者たちの処刑?
 それとも黒雪姫への追撃?」
 
閉じた扇子で手の平をピシャンピシャンと叩きながら
ウロウロと歩き回る継母に、鏡が助言をする。
 
「従者の処刑は、理由付け等の準備が面倒だから後回しにして
 先に黒雪姫を殺りに行くべきとちゃいまっか?
 今度こそ確実に仕留めるためにも
 あんさんが自ら出向いた方が良いと思いまっせ。」
 
継母は鏡に感心した。
「あら、おまえ結構知恵が回るのね。」
「へえ、わいは陰謀用鏡なんですわ。」
陰謀と鏡に、一体どういう関連があるんやら。
 
 
「では、この手で黒雪姫を殺りに行くわ。
 あの娘は今、どこにいるのかしら?」
「へえへえ、諜報も任せておくんなはれ。
 え~と、あれっ? 何で?????」
 
「・・・・・・・・・・・」
鏡が黙り込んだ。
「何なの?」
 
「ああ、いや、ここはちょっと行きにくいから
 わいが直接送り迎えしますわ。」
「そう? じゃあ用意をしてくるから
 それまでにそっちも準備を整えといて。」
 
継母が部屋を出て行った後、鏡は考え込んだ。
“東国出身” という事で、黒雪姫が映ってるんやろうけど
ここ、どう見ても妖精の森やなあ。
どうしたら人間があそこに紛れ込めるんやら。
どうもイヤな予感がしまんなあ・・・。
 
 
この懸念も、戻ってきた継母を見て忘れ去った。
手にリンゴを持っているのである。
 
「それで撲殺でもするつもりでっか?」
「そう、こう脳天めがけてグシャッとね
 って、アホか!」
 
「見事なノリ突っ込みでんな。」
呆れる鏡に継母が言う。
 
「リンゴは黒雪姫の好物なのよ。
 まったく貧乏舌なんだから。
 王家の姫なら、せめて巨峰ぐらい言いなさいよ、って話よね。
 で、この中にメルヘン用毒を注入してきたのよ。
 食べたらイチコロよっ、うふん絵文字略!」
 
 
はあ・・・、と気のない返事をする鏡に構わず
継母が続けて相談する。
「でね、思ったんだけど、あたくしが行ったら警戒されると思うの。
 そこで、あたくしだと気付かれないようにしたいんだけど
 どういう変装が一番バレにくいかしら?」
 
「単にスッピンになるだけで
 そのすべての問題が解決しまっしゃろ。」
 
ガッシャーーーーーーーン パリーン
 
継母が積み上げていた皿を、数枚叩き割った。
鏡のアドバイスの的確さと、その意味を瞬時に理解した自分が
とてつもなく腹立たしかったからである。
 
 
その後、鏡の前に座った継母は、無言でクレンジングを始めた。
怒りに満ちた表情だが、摩擦ジミを作らないよう
動作はあくまで丁寧なフェザータッチであった。
 
これが美容の基本。
 
 
 続く
 
 
関連記事 : 黒雪姫 10 10.8.6
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       黒雪姫 1 10.7.5  

ババアの太り方 2

歯の治療を、暑いんで休んでいるのだが
それほど暑いのに、食欲がある。
禁煙、一体どういう効果で太るんだよ?
口寂しいだけじゃないと思うぞ。
 
私的には、太るのはオッケーなんで
それはもう自由に飲み食いして可! なんだが
さすがに特別な人のためのヴェルタースオリジナルキャンディのみで
太るのは、健康的にいかがなものか、と己に問いたい。
 
よって、違うものを食って太る事にした。
さあ、世の太りたくない諸君、悲鳴を上げるが良い!
病的なまでに太らない私を、楽勝で2kg太らせた食い物、それは・・・
 
 ド ー ナ ツ 氏 (訴えられそうなんで仮名)
 
 
関西人って、ドーナツが好きなんか?
いたるところに、このドーナツ氏の店舗があるんだが
と思っていたら、本社か何かが関西にあるらしい。
 
と言う事で、近所にあるんでお手軽だし
食欲のある今の内に、食える物の幅を広げたいんで
あまり好きではなかったドーナツ氏を試す事にしたのだ。
 
と言っても、週に1~2回1~2個食うだけなんだよ。
それだけで、2週間でムクムクと2kg増えた!!!
ドーナツ以外は、何も変えていないんで (ヴェルタースは止めた)
 
ドーナツ、デブ産出食 決定!!!!!
 
私が密かに分析していたデブ製造食・3種の神器は
コーラ ポテチ 鶏のから揚げ である。
 
鶏肉はあっさりしている、とか言うけど
あっさりしているだけに、濃い味付けがなされていて
非常に危険な食い物だと思うんだ。
から揚げを食うぐらいなら、似たようなカロリーでも
コラーゲンたっぷりの豚足でも食った方が、美容に良いと思う。
どっちも私は嫌いだが。
 
てか、私が好むもの、比較的カロリーが低いんだよ。
常日頃のこうした小さい積み重ねが、体重の差になるんじゃないのかなあ。
 
 
こういう事を真面目に考えていて、ふと気付いた。
ヴェルタースを食って太るも、ドーナツを食って太るも
どっちも変わらず糖分太りで、不健康じゃん!
 
・・・と、自分の下腹を見て、ものすごく納得させられた。
最高体重は高校時代の54kg。
ものすごいアメリカン・ダイナマイトバディだったよ。
 
今はようやく50kg。
腹がむっちゃくちゃ苦しくて
あら、何かしら? と見たら、はちきれそうな感じで横綱!!!!!
 
こんなに腹が出た事は、初めてだよ!
腹の皮が引っ張られてるように痛いし
今にも何かを産みだしそうな勢いなんだ。
これ、妊娠線できるんじゃねえのか?
 
ホラーファンとしての定番の表現では
腹を突き破って得体の知れない生物がキシャアアアと
・・・いや、これは後でゆっくり話そうな。
結構楽しい妄想なんで、脇話にするのはもったいない。
 
 
とにかく今回は3kg太った分が、全部腹だけに付いてしもうた!
ちょ、この腹をどうしたら? と、悩んださ。
今までダイエットだのシェイプアップだの、縁がなかったんで
突然の初体験に、茫然自失だよ。
 
そして、TVで目撃したレッグマジックをおもむろに・・・。
 
 
ババアはさ、太ろうとはしない方が良いかも知れない。
絶対に付いて欲しいところには付かないよ。
太ると、肉、全部腹に付く!
 
腹が容量オーバーになったら、尻下とかアゴ下に付くんじゃねえ?
前回1度50kgまで太ったんで
今回の再度太りは、余裕の下腹オンリーで肉付きしたと思われる。
ある意味、贅肉容量がレベルアップしたというか・・・。
 
そういや、逆に太ってるババアがダイエットに成功しても
皮膚がたるんでしまってたんだよな。
以前のポッチャリしてた時の方が
明らかに若々しくてキレイだったんだ。
 
結論としては、ババアはあまり体重を変えない方が良い!
 
 
はあー、それにしても私としては
ふくらはぎや腕に付いてほしかったんだけど
太ってる人でも、手足の末端は細いもんな。
無理な願いだったんかも・・・。
ぐはあ、結構落ち込んでるよー。
 
でもさ、運動をしなきゃ、という気になったのは良かった。
切羽つまった健康的な意味で、体力を付けないと
寝たきり用ベッドが、すぐそこまで来ている気がするんだ。
 
食いながらも足腰を鍛えないと。
 
 
ドーナツは食い飽きた。
結局、食えるのは、“砂糖レイズド” だけだったし
この腹肉全部がドーナツの成れの果てだと思うと、むしろ憎い。
 
太りたくない人、ドーナツは禁断の実だ。
絶対に口にするべからず。
ババアからの親切な忠告だぞ。
 
 
関連記事: ババアの太り方 10.6.3
      レッグマジックX  10.8.13

黒雪姫 12

小人たちが忙しくお使いに出ているというのに
黒雪姫は庭でノンビリと、落ち葉焚きをしていた。
切り株に大股開きで座り、枝で火を突付く姿はとても男らしい。
 
あたりには良い匂いが漂っている。
黒雪姫は枝で炎をかき分けて
サツマイモをぶっ刺して取り出した。
 
焚き火と言ったら、やっぱこれよねー
アチッアチッとお手玉をしながら、イモを2つに割る。
 
 
「おんや、美味しそうな匂いだねえ。
 ヒェッヒェッヒェッ」
声がした方向を見ると、杖をついた老婆が立っていた。
渋々とは思えないほどの、見事な成りきりである。
継母は、“女は女優” を真に受けていた。
 
その姿を見ながらも、無言でイモにかじりつく黒雪姫に
老婆が手提げかごからリンゴを1個取り出して、提案した。
「そのイモをこれと交換してくれないかねえ?」
「イモ、1個しか焼いてないのよ。」
 
 
まったく、このバカ娘は相変わらず根性悪だね!
黒雪姫のそっけない返事に、脳血管をビキビキさせながらも言う。
 
「ほれ、そっちの半分で良いからさ。
 こっちはリンゴを丸ごとあげるよ。
 どうだい、悪い取り引きじゃないだろう?」
 
「・・・何か、えらい説得してるようだけど
 そんなにイモが食いたいなら、恵んであげますわよ。
 育ちが良いから、意地汚くないですしね。」
黒雪姫は老婆にイモの半分をポーンと投げた。
 
「・・・ありがとさんよ。(ムカムカ)
 じゃあ、このリンゴを・・・」
「リンゴ、いらなーい。」
「えっ、リンゴ、好きじゃないんかい?」
「うん、別にどーでもいい存在ってやつ?」
 
 
おかしいわね、王国便りのプロフィールに載ってたのに・・・。
継母がどうしたものかと思案していたら、黒雪姫がムセ始めた。
 
ハンター・チャーーーンス!!!
 
継母は、瞬時に黒雪姫の側に走り寄り
とんでもない火事場のバカ力を出して
グシャッとリンゴを握り潰した。
フリッツ・フォン・エリックの先祖かも知れない。
 
 
「ああ、ほら、炭水化物系をガッつくから!
 このリンゴをお食べ!
 水分たっぷりで喉のつかえが取れるよ!!」
 
「あっ・・・!」
黒雪姫が何かを言おうとした瞬間
継母が黒雪姫の口にリンゴを押し込んだ。
 
「ゲホッゴホッ」
喉をかきむしってのたうち回る黒雪姫の顔色が
みるみる真っ青になっていく。
 
 
数秒後、前のめりにズシーンと地面に倒れる黒雪姫に向かって
拳銃バキューン 銃口の煙フッ の仕草をしながら、継母が言った。
「ジ・エンド」
 
 
恥ずかしいほど古い女である。
 
 
 続く
 
 
関連記事 : 黒雪姫 11 10.8.10
       黒雪姫 13 10.8.16
       
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レッグマジックX

今日は私とって、クリスマスより胸躍る日だが
そんな事は、この記事には何の関係もない。
でもどうしても言いたい。
 
今日は13日の金曜日!!!!!
 
 
運動が嫌いで、ましてやナイスバディなので
この手のブツには、一生縁がないだろう、とタカをくくっていた。
 
ところが禁煙太りで、ピンポイント肉付きをしてしまい
途方に暮れていたところ、TVでこのマシンのCMに出会う。
 
こんなん買うのは、騙されやすいアホウだとしか思えない。
しかし、私にはビビビときたね。
 
 
昔、感心しない系統の雑誌を読んでいたら
締まりの良いアソコを作る体操、とか言って
電話帳を股間でフンフン挟む、というのがあった。
 
これで膣筋?が鍛えられるなら
尿道やら肛門やらも似たような運動で鍛えられるんじゃないのか?
 
と言う事は、このマシンは30代以下にはいらない。
年寄りにこそ、必要なものだ!!!
尿漏れ等をし始める前に、Let’s シモ鍛え!!!
 
 
注: 鍛えたからと言って、そういう老化現象に
   効果があるかどうかはわかりません。
   でも私の傾向として、詳しく調べて知識を付けたら
   いらん自己暗示に掛かって
   きっちり色んなものを漏らすようになりそうなので
   無知のまま、言いっ放すだけにしておきたいのです。
   
   どうか、そこらへんをご了承いただき
   真実はご自分でお調べください。
   このブログは、基本何の役にも立たない場所です。
 
 
で、やってみた、レッグマジック。
反動を付けて、ワッシワシやっても意味がないので
ゆっくりジワジワと左右に足を・・・動かない!!!!!
3回しか往復出来ない!
これを1分出来るものならやってみやがれ!
 
太ももの内側と後ろ側が、むっちゃくちゃ痛くて
ここが普段使ってない部分だな、と実感できた。
 
 
その3回で音を上げて、付属のDVDを観たんだが
結構早く足を動かしているではないか!
ただし、絶対に一番外側まで滑らせずに
中途半端に止めるのがコツらしい。 なるほど。
 
初心者は、1分1セット × 1日3回 からせえ、っちゅうが
それ、50m歩かされると怒り出すババアには無理!
そこで、一番邪魔になる場所に出しっ放しにして
そこを通る度に乗って数回ワシャワシャする、という方式にした。
 
DVDじゃロザリーさんが、12分もハッスルしとるが
レッグマジックから降りるなよ!
レッグマジック上での運動に専念してくれよ!
何のためのレッグマジックなんだよ!
 
しかしロザリーさん、鍛えてはいるけど
おめえ、洋服似合わんだろ、という体型なんだ・・・。
女性に筋肉はいらんなあ。
ロザリーさんを見てると、逆にモチベーションが下がるぞ。
 
 
レッグマジックのような運動器具で
持ち手のないのもあって、場所を取らずに済む、とか言うけど
持ち手、絶対に必要だと思う。
 
何故ならば、真っ直ぐに立たないと
左右均等に足を動かせないからである。
あの持ち手は体を支えるためじゃなく
体を真っ直ぐに保つための支柱と捉えるべき。
 
人間の体って、必ず歪んでいるとか言うじゃん。
自分が真っ直ぐだと思っている姿勢で運動してたら
片方にだけ負荷を掛けていた、とかなる恐れがあるだろ。
類似品は色々あるけど、持ち手は必須だと断言するよ。
 
 
んで、私が何故レッグマジックにしたかと言うと
こういう器具って磨耗する気がするんで
保証がきちんと付いているっぽそうだったから。
 
こういう点では、“本家” は強いと思う。
実際はどの商品もきちんと保証してくれるんだろうけどさ。
 
どこの店でどれを買っても、変わらないとは思うけど
こういう大きい重い器具の場合は、送料をよく確かめるべきである。
 
 
レッグマジックは、もうなくなって
改良されたのが、このレッグマジックXで
値段も同じ14800円なので
どうせ買うなら、レッグマジックXの方が良い。
初代レッグマジック、値下がりしてないんだ。
 
レッグマジックシリーズには、“サークル” という名で
ねじり回転が出来るタイプの器具もあるけど
私の場合は 脇腹グキッ! が恐いんで
足開きのみの “X” にした。
 
てか、サークルにすると、多分タタミ2畳分いると思う。
それはマイあばら家には、きっついんでな・・・。
 
 
レッグマジックは、出しっ放しが絶対条件。
折りたためるけど、そんなんしなくなる原因No.1だぜ。
スペースは、丁度たたみ1畳分いる。
 
正しくやっていれば、振動や音はほぼない。
マンションでもオッケー。
でも床を傷めないためにも、マットは必需品。
とにかく重いんだ、この器具。
畳やクッションフロアーなら、ボッコリ型が付くぞ。
 
私は、ピースタイプの組み合わせるマットを
4 × 2 枚敷いて、その上に更にヨガマットを置いて
レッグマジックの本体を乗せている。
 
 
とりあえずの報告なんで、効果の程は
しばらく日にちを置いてから、またレポートするよ。
 
 
関連記事: ババアの太り方 2 10.8.11
      レッグマジック X 2 10.9.21   
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