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2008-01-25

ファンデの厚塗り法

以前にも書いたけど、ナチュラルメイク = 薄化粧 ではない。
ナチュラルメイクとは、地味で色味や質感が主張しない
顔の中にある色系統 (黒、白、赤、茶、ベージュ) だけを使って
いかにも 「素肌がキレイで、ほとんど塗ってませんよ」
と、見せかけるメイクである。

この、“素肌” のキレイさを出すためには
肌のアラを全部、しかも自然に隠す必要がある。
そりゃもう、あらゆるアイテムを塗りに塗り重ねるので
真のナチュラルメイクは、ものすごい厚塗りなのである。

なのに厚く見えない理由は、使うアイテム数の多さにある。
ひとつのアイテムだけだと、いくら薄く塗り重ねても
何度も塗っていたら、結局厚く塗ったのと同じ事。

色や質感や役割りが違うアイテムだからこそ、重ね塗りをしても
ひとつひとつのアイテムの量が少なければ、薄く感じるのだ。

下地分野には、乾燥防止、紫外線防止、色ムラ補正の部分用と全体用
皮脂防止、毛穴カバー、シワカバー、シミカバー、などなど。

このラインナップを見ると、ファンデってほんと
最後の仕上げって感じで、期待されてないんだなと感じる。

ファンデの本来の役割りは、この塗りたくった下地群の上に
薄くベールをかけて工作の痕跡をボカす、というとこにある。
写真に紗をかけるようなもの。
だから、プロ用のスポンジがブ厚いのを見てもわかるように
ファンデを塗る時に、力はいらない。

私なんかガサツだから、スポンジの厚さに対抗して
つい、ワシワシと握力腕力フルスロットルしてしまうが
これをすると、下に塗ったものが全部ヨレてしまう。
たとえ下地が日焼け止めクリームのみでも、きっちりヨレてくれる。
ついでに下に塗ったものを、ほぼぬぐい取っている。
角質までこすり落とすハメになっている場合もある。

これでは意味がないどころか、人災なので
ファンデは優雅に羽のようにつけるよう、心掛けている。

(塗り方の方向は、プロが全員違う事を言ってるので
 どれが正しいかはわからない。
 血流やリンパの流れ、筋肉、と色々理由もあるようなので
 自分に合う方法を探すのが大変である。)

だけどファンデだけで、最大にカバーを持たせる方法もある。
今回は、ファンデの厚塗り法。

普通は、下地の後にファンデで
リキッドやクリームファンデなら、その後お粉をかけて終わり
パウダーファンデなら、そこで終わる。
しかし、これ以外にもファンデの塗り重ね法というのがある。

まずは巷で流行っている “セレブ塗り”。
リキッドやクリームファンデに、更にパウダーファンデを重ねる方法。

この方法は、最初ソフィーナが提唱していた。
ソフィーナでは、仕上げのお粉の代わりに
パウダーファンデを使うという案。

しかしソフィーナのように、それ専用に作られていないファンデだと
リキッドやクリームの上にパウダーファンデを重ね塗りするのは
ノビが悪く、厚ぼったくなってしまう。

そこでセレブ塗りでは、リキッドやクリームファンデの後に
お粉 → パウダーファンデ → お粉 と
粉を2回かけるのである。 (最後の粉は好みで。)
これでパウダーファンデが、引っ掛からずに塗れる。

これ、意外に厚く見えないのである。
お粉でボカしているからだと思う。
崩れにくくもあるけど、崩れた時に直すのが大変らしい。

大昔に流行ったのが、“セメント固め”。
カバーマークというアザ隠しに力を入れているメーカーの方法が
崩れにくいという利点があったので、一般に広まった。

クリームファンデを塗る。
お粉をトンカツの衣の小麦粉のように、真っ白になるまで
顔全体にブ厚くのせ、1分ぐらい待つ。
その後ブラシでほとんどの粉を払い落とし
エビアンやアベンヌなどの、細かい霧状の水スプレーを
顔全体に満遍なく、したたり落ちるほどにふきかけ
ティッシュで水分を抑える。

この、粉 → 払い落とし → 水スプレー → 拭き取り を
数度繰り返す場合もあり、より崩れにくくなるらしい。

確かに崩れにくいが、とても乾燥するので
真夏やオイリー肌向きの方法だと言える。

この方法は、今でも一部のオイリー肌の間で行なわれていて
セレブ塗りとこれを組み合わせる、というツワモノもいるらしい。

正直、老化の目立つ肌は、この塗り方でもやはり完璧カバーはできない。
極端にメイク崩れをしやすい肌にも、合わない。
ある程度、素肌のキレイさがないと
これらの方法だけで済ませるには、無理があるのだ。

では何故、これらの方法を書いたかと言うと
今日だけはどうしても、シミ1つない肌に見せたい! という状況の時に
それが短時間決戦なら、こういう方法もあるよ、と。
コンシーラーやコントロールカラーでカバーしまくった後に
更にファンデの厚塗り、という2段構えである。

もし、するつもりなら、事前の予行演習は絶対にしとけ。
そんで、いつもと違うメイクをすると、ほとんどの場合失敗こくから
もう1度落としてやり直せる、時間の余裕も持っとくべきだな。

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